産業実務演習Ⅱ
担当者上田 憲一郎教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングMAN-208

授業の概要(ねらい)

企業人として、ビジネスの中で自己実現を成し遂げていくためには、広い教養を基盤とし、ルールを守りつつ、実務経験を積んでいくことが必要です。
また、企業や顧客から評価されるには、コミュニケーション力や伝える力を養成するとともに、専門的な分野を持ち、顧客からの信頼を得ることも求められます。
 産業実務演習Ⅱでは、企業や産業・経済に関するテーマを学生の皆さんと一緒に考えて設定し、リサーチ→分析と考察→発表資料作成→発表と議論というフローに沿って、演習を進めていきます。
これらの演習を通して、企業や産業・経済に関する基本的な知識を習得するとともに、考える力や分析する力、プレゼンテーション力の養成に注力します。
 参加者は、テーマに関して複数回(3~4回程度)の発表と議論への参加、発表毎のプレゼン資料提出、及び最終レポート提出が求められます。
設定するテーマによって、実務家や専門家の招聘が必要と考えられる場合は、外部講師の講義も検討します。
 なお、本演習は、経済学部2年次専門科目の選択必修科目です。経済学部2年生を演習のメンバーとして想定し、1年時に習得した知識をベースとしつつ、今後の経済学部における専門研究に必要と考えられるような、導入的な内容を主に取り扱う予定です。

◆本講義は演習系授業ですので、授業は演習形式で進められます。
 このため、受講人数に制限を設けています。20名程度以上が受講登録した場合は、抽選を実施しますので、ご注意ください。

◆本授業は対面を基本としますが、受講人数や発表の進捗状況によっては、LMS授業を1~2回程度、実施することもあります。

◆新型コロナ感染症の状況次第では、授業内容や項目、授業のやり方が大幅に変更となる場合があります。

授業の到達目標

 設定されたテーマに関してリサーチを行い、産業・経済や企業に関する基本的な知識を習得するとともに、リサーチ結果を分析・考察し、自分なりの考えをまとめる力をつけます。
 また、自分の考えや伝えたい内容を効果的に表現できるレベルのプレゼンテーション力を習得し、かつ、他者のプレゼンテーションに対する意見表明及び議論を冷静に行うことができるレベルを目標とします。

成績評価の方法および基準

 発表内容や資料の仕上がり(60%)、授業に臨む姿勢や授業への貢献(議論や意見表明等)(20%)、発表毎の資料提出と最終レポート(20%)を総合的に評価します。
 履修者は、複数回(3~4回程度)の発表と議論への参加、発表毎のプレゼン資料提出、及び最終レポートの提出が求められます。
 6回以上の欠席者、規定回数の発表を行わない学生、発表毎のプレゼン資料と最終レポートを期限までに提出しない学生には、単位習得は認められません。
 なお、受講態度の不芳な学生に対しては退席を命じ、以後の出席を禁止します。退席を命じられた学生には単位認定は出来ません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は特に指定しません。
参考文献日本経済新聞、日経ヴェリタスなどの経済紙には進んで目を通すようにしてください。

準備学修の内容

 新聞記事やニュースなどに接したとき、自分はどう考えるのか、常に、意識することが重要です。
 経済や産業、企業に関するニュースに関心を持って接することが求められます。

その他履修上の注意事項

 テーマに対する探究心をもち、自律的にリサーチ・考察し、積極的に議論に参加することを期待します。
 演習では、高い水準の到達目標に向かって、活発な議論を行いたいと思いますので、前向きなスタンスで臨む意欲のある方の参加を歓迎します。
 また、上記の成績評価に関する留意事項を十分、認識の上、履修してください。

 ◆この授業は、演習形式の授業形態を取りますので、受講者数は20名程度までを想定しています。想定を上回る受講希望者があった場合は、
  抽選を行います。
  抽選結果は、必ず、各自で確認してください。
 ◆重要な連絡事項がありますので、受講者は、第1回目の授業に必ず、出席してください。
  *初回授業に出席しない学生には、受講は認められませんのでご注意ください。

 ◆授業に関する重要な連絡事項や注意事項をLMSに掲載することがありますので、LMSを随時、チェックするようにしてください。
  LMSを「見ていない」「知らなかった」等の申し出には一切、対応できませんので、十分、ご注意ください。
  
 ◇出席システムの不正利用には厳正に対処します。
  出席システムを不正利用した学生には単位取得は認められません。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
  (授業の目的や内容、プレゼンテーションで求めるレベルなどについて解説します)
 ◆受講希望者が多数となった場合は、抽選を実施します。
 ◆受講者は、必ず、第1回目の授業に参加してください。
第2回 企業や産業・経済に関する事象や事件を主なテーマの対象とし、テーマ設定に関する議論を行います。
 (企業・産業・経済・経営に関する幅広い事項の中から選定します)
 レポートの作成方法や情報リサーチに関する研修を行います。
 (MELICにて、最終レポート作成のための遵守事項や、テーマ研究に必要な情報リサーチの手法を学ぶ予定です)
第3回 企業・産業に関するテーマ(1)発表と議論①学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第4回 企業・産業に関するテーマ(1)発表と議論②学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第5回 企業・産業に関するテーマ(1)発表と議論③学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第6回 企業・産業に関するテーマ(1)発表と議論④学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
                まとめと議論    テーマについて、まとめを行います。
第7回 企業・産業に関するテーマ(2)発表と議論①学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第8回 企業・産業に関するテーマ(2)発表と議論②学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第9回 企業・産業に関するテーマ(2)発表と議論③学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第10回 企業・産業に関するテーマ(2)発表と議論④学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
                まとめと議論    テーマについて、まとめを行います。
第11回 企業・産業に関するテーマ(3)発表と議論①学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第12回 企業・産業に関するテーマ(3)発表と議論②学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第13回 企業・産業に関するテーマ(3)発表と議論③学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
第14回 企業・産業に関するテーマ(3)発表と議論④学生の皆さんから発表を行い、その内容について討論をします。
                      討論を通じて、研究テーマに関する理解を深めていきます。
                まとめと議論    テーマについて、まとめを行います。
第15回 演習の総まとめをします。
 *テーマ設定に関しては、学生の皆さんの希望も踏まえて、決めていきたいと思います。