授業の概要（ねらい）

　本講義は、サービス固有の性質、すなわち、在庫（ストック）の不可能性という固有の性質から派生する二次的な性質を平易に説明し、それらの性質がサービス理解の難しさとなっていることを受講生に理解させることである．
　受講生は、この講義を通じて、サービスの持つ種々の性質を正しく理解することによって、サービスに関して種々の課題や問題に対する対処のしかたや解決策を見出すことが可能になるからである．本講義の「ねらい」は，サービスの性質の正確な理解を受講生に提供し、それに基づき現在日本の重要課題であるサービス産業の生産性向上に関する受講生の問題発見能力と解決能力を高めることである．

授業の到達目標

　サービス固有の性質とその派生的性質を受講生に正確に理解させることを通じて、受講生のサービスにまつわる種々の問題の発見能力と問題解決能力を高め，それによって受講生はサービス産業の生産性向上という重大問題にチャレンジすることができるようになることがこの講義の到達目標である．

成績評価の方法および基準

　成績の評価は、１）期中に3回実施する「小テスト」，２）期中の中間テスト，そして３）期末試験の３点によって行うが，そのウエイトは，１）と２）が30％，そして３）が40％である．ただし、この講義は15回実施されるが、その三分の一以上の欠席をした受講生の評価の対象としない．

教科書・参考文献

準備学修の内容

　この講義を理解すr7宇ためには、受講生は，各界の講義で重要な概念や理論的理解を完璧にするために，講義の最後に提示する概念や理論，そして考え方に対する要点を600字程度にまとめ，それをリポートとして次週の講義時に提出することが必要である．

その他履修上の注意事項

　受講生には、これまでに見聞きしたことがないような言葉や専門用語に遭遇すると思うが、それらについて、受講生は自らテキストや参考書，そして講義でハイプ下プリント，インターネット等を手掛かりにノートにまとめておき，常に活用できるようにしておくことが必要である．

授業内容