英語圏の文学Ⅳ
担当者木谷  厳教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリングLIE-108

授業の概要(ねらい)

 英語で書かれた文学を学ぶなかで、英語による表現力への理解を深めるとともに、英語が使われている国・地域の文化についても学ぶ。また、中学校および高等学校での教職を志望する学生は、上記の内容を外国語科の授業に生かすことができるようにする。
 この授業では、小説が文学のメインストリームとなり始めた19世紀以降に主眼をおきながら、英語圏で書かれた小説の紹介・解説をする。その際、相互理解と自己表現力を高めるためのグループ・ディスカッションも取り入れる。その他、作品理解の補助として映画など視聴覚資料も用いる。

授業の到達目標

 ・19世紀以降の英語で書かれた代表的な小説(文学)について理解している。
 ・文学作品の読解を通じて、英語が使用されている国・地域の文化について理解している。
 ・イメージ(映像)を分析し、そこから自らの意見を構築できる。
 ・小説の世界観を通じて異文化と自国文化の差異に気づき、それぞれの美質を理解している。

成績評価の方法および基準

 授業への積極的な参加、取り組み、コメントペーパー(50%)、最終課題レポート(50%)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は用いず、教員が資料を準備する。
参考文献

準備学修の内容

毎回の授業において、事前に調べておくべき内容を発表するので、そのテーマについて、400字程度の文章で説明できるよう準備をおこなうこと。

その他履修上の注意事項

・「英語圏の文学 III」を履修していなくても受講可能。
・ より発展的な英語力が求められるため、本授業よりも先に「英語圏の文学 I」および「英語圏の文学II」を履修していることが望ましい。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 19世紀前半の作品(前)紹介・解説
第3回 19世紀前半の作品(中)分析・ディスカッション
第4回 19世紀前半の作品(後)まとめ
第5回 19世紀後半の作品(前)紹介・解説
第6回 19世紀後半の作品(中)分析・ディスカッション
第7回 19世紀後半の作品(後)まとめ
第8回 20世紀前半の作品(前)紹介・解説
第9回 20世紀前半の作品(中)分析・ディスカッション
第10回 20世紀前半の作品(後)まとめ
第11回 20世紀後半の作品(前)紹介・分析
第12回 20世紀後半の作品(後)ディスカッション・まとめ
第13回 21世紀の作品(前)紹介・分析
第14回 21世紀の作品(後)ディスカッション・まとめ
第15回 全体のまとめと最終課題提出
 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もある。