担当者 | 浜井 和史教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | ESS-101 |
本授業は、日本史全般に関して、最新の研究成果に基づき、時代ごとの特質を明らかにしながら通史的に概説する。特に、時の権力者たちがいかにして統治体制を構築し、民衆を支配していったのかという政治史的展開を中心に解説する。春期は、縄文時代から織豊政権期までの時期を取り扱う。
・縄文時代から織豊政権期までの基礎的な知識を習得する。
・縄文時代から織豊政権期までの大まかな流れと各時代の特質について理解し、説明できる。
・高校までの教科書的理解を越えて、通説に対して自分の考えをまとめることができる。
平常点(40%)とレポート課題(60%)で評価する。レポート課題は、授業内容をよく理解して書けているかが評価基準の重要なポイントとなる。ネットからのいわゆるコピペ等は不正行為とみなして然るべき処置をとる。平常点は課題等の提出物によって評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に教科書は指定しない。関連文献を適宜授業内で紹介する。 | ||
参考文献 | 『大学でまなぶ日本の歴史』(2016年) | 木村茂光他編 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 『大学の日本史』全4巻(2016年) | 佐藤信他編 | 山川出版社 |
歴史は暗記科目ではないが、授業で扱う程度の知識を習得することが大学レベルの歴史的思考力を養ううえで求められる最低限の要件である。したがってノートや配布プリントの見直しなどの復習により知識を定着させる努力を怠らないこと。そのうえで、授業で扱わない社会的・文化的事項などについても参考書などを読んで自ら積極的に知識を補うこと。
・普段から日本史関係のテレビ番組や新聞・雑誌記事等に目を通すよう心がけること。
・「日本史概説Ⅰ」と「日本史概説Ⅱ」は内容的に連続しているので、あわせて履修することが望ましい。
・授業中の私語や携帯・スマホの使用は厳に謹むこと。行為によっては退出を命じることや、以後の受講を認めない場合がある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 日本人はどこから来たのか |
第3回 | ヤマト王権と東アジア |
第4回 | 古代の王位継承 |
第5回 | 外圧と中央集権国家体制の整備 |
第6回 | 律令国家体制の特質 |
第7回 | 律令国家体制から王朝国家体制へ |
第8回 | 天皇親政と摂関の競合 |
第9回 | 院政と武士の成長 |
第10回 | 鎌倉幕府体制の成立 |
第11回 | 元寇と得宗専制政治 |
第12回 | 室町幕府体制の成立と南北朝の動乱 |
第13回 | 足利義満の時代から戦国時代へ |
第14回 | 幕府再興と織田政権 |
第15回 | 豊臣政権から徳川政権へ |