担当者 | ||
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
動物行動学で用いられる進化の考え方はヒトの行動分析にも応用可能である。実際、生物学や人類学、社会学などとともに、経済学においても、ヒトを対象とした進化研究は進んでいる。本クラスでは、初歩的な進化論の文献の輪読を通して、恋愛や結婚などに対する男女のスタンスはどう違うのか、その違いはどのような淘汰の過程で生まれてきたのかについて、可能な限り論理的に考える。
自らと周囲との関係を理解し、他者の行動を客観的に分析できる。
・異性に感じる魅力について列挙し、データに基づいてそれぞれの真偽を判断できる。
・私たちが魅力的に感じる異性の特徴がどのように進化してきたのかを説明できる。
・恋愛を通して生じる私たちの行動について知る。
・恋愛における行動を進化的に説明できる。
発表、議論への参加状況などを考慮して総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 麻生一枝 (2010)、『科学でわかる男と女の心と脳』、ソフトバンククリエイティブ。 | ||
参考文献 |
毎回の授業の予習として2時間以上をかけて、教科書の対応部分を通読せよ。重要と思う部分とその理由、新しく知ったこと、質問・コメントをノートに整理し、プレゼン資料の素案を作成すること。
毎回の授業の復習として、2時間以上をかけて、その授業で重要と思った点を中心にノートに整理し授業内容を検討せよ。次回授業までにLMSを通じて検討結果を報告すること。
授業でとりあげること以外でも、身近なできごとについて進化的に説明できるか、常に考えてほしい。一見邪悪に思える行動傾向にも納得できる説明があるかもしれない。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 男と女の違いは平均の違い (pp. 10-13) |
第3回 | オスとメスの定義 (pp. 14-17) |
第4回 | なぜ男は浮気っぽく女は男をえり好みするのか? (pp. 18-21) |
第5回 | 若い女にひかれる男たち (pp. 22-27) |
第6回 | 男がグラマーな女にひかれる理由 (pp. 28-33) |
第7回 | 男はなぜ結婚するのか? (pp. 34-39) |
第8回 | 献身を要求する一夜の女は嫌われる (pp. 40-43) |
第9回 | 女は結婚してあたり前? (pp. 44-45) |
第10回 | 女は男ほど異性の肉体的な魅力に弱くない (pp. 46-49) |
第11回 | 結婚相手に求めるもの「なくてはダメ」と「あったらいいな」(pp. 54-58) |
第12回 | なぜ男は女より地位や収入にこだわり、それを誇示するのか? (pp. 60-65) |
第13回 | なぜ女は男より見た目を飾ろうとするのか? (pp. 66-71) |
第14回 | 男も女も自分自身の市場価値に見合った相手を選ぶ (pp. 72-73) |
第15回 | ヒトはけっこう浮気っぽい? (pp. 74-81) |