担当者 | ||
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
演習Ⅰに引き続き、輪読を通して、人間関係に対する私たちの考え方の進化について、可能な限り論理的に考えていく。
自らと周囲との関係を理解し、他者の行動を客観的に分析できる。
・恋愛を通して生じる私たちの感情の動きについて知る。
・私たちの恋愛中の感情の動きを進化的に説明できる。
・恋愛の傾向の差を犯罪の傾向の差に置き換えて考えられる。
・殺人・レイプについて進化的に説明できる。
発表、議論への参加状況などを考慮して総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 麻生一枝 (2010)、『科学でわかる男と女の心と脳』、ソフトバンククリエイティブ。 | ||
参考文献 |
毎回の授業の予習として2時間以上をかけて、教科書の対応部分を通読せよ。重要と思う部分とその理由、新しく知ったこと、質問・コメントをノートに整理し、プレゼン資料の素案を作成すること。
毎回の授業の復習として、2時間以上をかけて、その授業で重要と思った点を中心にノートに整理し授業内容を検討せよ。次回授業までにLMSを通じて検討結果を報告すること。
授業でとりあげること以外でも、身近なできごとについて進化的に説明できるか、常に考えてほしい。一見邪悪に思える行動傾向にも納得できる説明があるかもしれない。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 女のカジュアル・セックスはけっこう疑問 (pp. 82-89) |
第2回 | 女は妊娠しやすいときに男らしい男にひかれる (pp. 90-93) |
第3回 | 男女関係における嫉妬の機能 (pp. 94-95) |
第4回 | 男には肉体的裏切りが女には精神的裏切りが耐え難い (pp. 96-99) |
第5回 | パートナーつなぎとめの戦術 (pp. 100-103) |
第6回 | 男の肉体的暴力とパートナーつなぎとめ戦術 (pp. 104-107) |
第7回 | ダーウィンの進化論 (pp. 110-115) |
第8回 | 犯罪者のほとんどは男 (pp. 116-119) |
第9回 | 殺人の被害者の大多数は男に殺される男 (pp. 120-127) |
第10回 | 女は夫や彼氏に殺される (pp. 128-133) |
第11回 | 女が夫や彼氏を殺す理由 (pp. 134-135) |
第12回 | 相手の意思や合意にもとづかないセックスはレイプ (pp. 136-139) |
第13回 | レイプ犯人のほとんどは顔見知り (pp. 140-143) |
第14回 | 母による殺害 (pp. 144-151) |
第15回 | 義理の親による子どもの虐待 (pp. 152-155) |