授業の概要（ねらい）

　教育学演習Iで選択した特別支援教育及びその周辺の分野に関する自分の研究課題について、実際に実験・調査・事例研究等を実施し、自分のデータを収集することにより理解をさらに深める。
　研究課題によっては、演習Iの発表・討論で明らかになった問題点に対して改善・解決する手立てを考え実際に試みる研究を行う。演習Iと同様に各学生が発表し、それを受けて全員で討論を行う。実験・調査・事例研究等の研究方法については、演習I・IIにおいて必要に応じて説明する。

授業の到達目標

　発達障害、不登校、虐待、非行などを含む特別支援教育及びその周辺の分野に関する文献を収集し、概要・課題をまとめることができる。
　調査（見学・インタビューなど）や事例研究等の研究計画を立案し、研究方法を実施することができる。
　発表・討論などを通して、意見を述べる・意見を聞く・質問するなど研究の基本となるスキルを身につけることができる。

成績評価の方法および基準

　発表30％、レポート50％及び討論への参加状況20％の割合で、総合評価を行う。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　特別支援教育に関連した施設や学校等の見学あるいはボランティア活動などフィールドワークに積極的に取り組むこと。

その他履修上の注意事項

　特別支援教育に関心をもち、討論に積極的に参加する意欲のある学生の受講を希望する。特に今期は、文献・インターネット等で収集した情報をまとめるだけでなく、さらに文研研究、調査、実験、事例研究など研究方法を工夫して自分の知見を得る努力をしてほしい。

授業内容