担当者 | 緒方 貴浩教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | SPS-307 |
個々人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成及び指導できる能力を身につける。
運動が健康に効果的であることが広く知られるようになってきたが、運動を開始するタイミングや環境が整わなかったり、「三日坊主」という言葉が示す通り、効果的な運動を継続したりすることは大変難しい問題である。そこで、心身の健康に貢献できる身体活動・運動はどの程度の身体活動量を必要とするかを理解し、運動・スポーツの開始と継続に関する運動行動変容理論および技法を学習する。また、高齢者の転倒は社会問題であるため、その予防について知覚認知の観点から考察する。
・行動変容理論・モデルおよび技法について理解できる。
・行動変容を意図したプログラムを作成できる。
・運動制御について理解できる。
学期末試験(80%)、授業内課題・レポート(20%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じて適宜プリントを配布する。 | ||
教科書 | 『健康運動指導士養成講習会テキスト 下』 | (健康・体力づくり事業財団) | |
参考文献 |
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味を理解する。
資料とノートの見直し。
本時の講義内容についてレポートにまとめること。
授業内容からレポート課題やテスト内容を決定するが、まずはしっかりと授業を受け理解することが重要である。
学習意欲をしっかり持った学生の参加を希望する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業ガイダンス(今期の授業の目的と進め方、評価方法、その他) 運動・スポーツの健康への影響について |
第2回 | 運動行動変容の理論・モデルについて学ぶ |
第3回 | 健康運動実践に果たす動機づけの重要性 |
第4回 | 行動変容技法について学ぶ |
第5回 | 健康づくりのカウンセリングおよび相談指導の方法 |
第6回 | 行動変容理論の実践的応用:プログラム開発の考え方 |
第7回 | 行動変容を意図したプログラム作成①(グループワーク):フォーマティブリサーチおよびプログラム開発 |
第8回 | 行動変容を意図したプログラム作成②(グループワーク):介入 |
第9回 | 行動変容を意図したプログラム作成②(グループワーク):プログラム評価 |
第10回 | 運動の健康行動(禁煙など)への影響 |
第11回 | 高齢者の歩行について学ぶ |
第12回 | 姿勢の知覚制御 |
第13回 | 歩行の予期的調整 |
第14回 | 健康と睡眠 |
第15回 | まとめと到達度確認 |