心理学基礎文献研究Ⅰ
担当者森脇 愛子教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [心理学科 2017年度以前]
科目ナンバリングPSY-201

授業の概要(ねらい)

発達には、その研究スタイル、研究者ごとにさまざまなとらえ方がされている。その中でも、生涯発達とは、身体がおおきくなったりその働きが変化したり、といった誕生から死までの時間の経過の中で生ずる心身の形態・機能の変化というとらえ方をいう。ここでは、第一に、認知、言語、社会性といった各領域での質的・量的な変化について、研究成果をまじえながら基本を習得する。次に、それらをふまえた上で、発達の支援がより必要な対象について、発達臨床の現場や専門家とはどのようなものなのかについても、理解を深めることを目的とする。

授業の到達目標

自ら関心を抱いたテーマについて、主体的に調べ、自分の意見・考えをまとめて発表する力、自分の意見を述べ、他者の意見をきき、より深く関連づけて理解する力を養うことをめざす。

成績評価の方法および基準

授業内の発表とディスカッションによって総合評価を行う。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書授業開始日に指定する
参考文献授業開始日に指定する

準備学修の内容

関連のテーマについて自ら主体的に文献を調べ、深く読み、理解をしたう上で、レジュメを作成し、
プレゼンテーションに臨むことが求められる。

その他履修上の注意事項

授業の進行状況によって、授業計画には若干の変更がありうる。
※授業においては、他受講者に迷惑をかけることはおこなわないこと。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回発表担当・レジュメについて
第3回文献等検索のしかた/グループ作業などをおこなう
第4回知覚・認知と言語・コミュニケーションの発達を学ぶ
第5回運動の発達と感情の発達について理解を深める
第6回気質・性格の発達と遊びの発達についての学ぶ
第7回親子関係・仲間関係・兄弟関係の発達について理解を深める
第8回青年期、成人期・高齢期の発達について学ぶ
第9回障害と生きるということー障害とは、について理解を深める 
第10回障害と生きるということー発達障害他,について学ぶ
第11回 発達における問題(虐待、不登校等)について、学ぶ
第12回発達臨床の現場について、学ぶ
第13回発達臨床の現場について、理解を深める
第14回発達臨床に携われる専門家について学ぶ
第15回まとめ