政治史Ⅰ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングPOL-103

授業の概要(ねらい)

 近代日本における政治権力の生成と発展の過程をたどり、その特質を学ぶ。
 近現代史の基礎知識を修得するとともに、歴史問題についてバランスのとれた判断力を身につける。

授業の到達目標

①明治憲法体制下において、政治の担い手がどのように変化していったかを説明できる。
②なぜ日米開戦に至ったかについて説明できる。

成績評価の方法および基準

 授業最終日に行うテスト80%、授業態度(宿題、授業中のペーパー提出を含む)20%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日本政治史』北岡伸一(有斐閣)
参考文献『日本近代史』坂野潤治ちくま新書

準備学修の内容

 授業のポイントが理解できるよう宿題(主として選択・穴埋め式問題)を出すので、必ず提出すること。

その他履修上の注意事項

 歴史の大きな流れをつかむことに重点を置く。
 授業中の私語など、他の受講生の迷惑になる行為は厳禁する。

授業内容

授業内容
第1回自己紹介、授業方法、成績評価についての説明
幕藩体制の崩壊、西洋の衝撃への日本の対応について学ぶ
第2回明治初期の国家建設の歩みについて学ぶ
第3回自由民権運動から明治憲法体制の成立、議会政治の定着について学ぶ
第4回日清・日露戦争について学ぶ
第5回韓国併合から第一次世界大戦までの日本外交について学ぶ
第6回日露戦争後の政党政治の発展について学ぶ
第7回国際協調と政党内閣について学ぶ
第8回これまでの授業についてのまとめと復習、提出物のフィードバック
第9回社会主義と無産政党について学ぶ
第10回満州事変前後の日本外交について学ぶ
第11回天皇機関説事件と二・二六事件について学ぶ
第12回日中戦争について学ぶ
第13回日米開戦への道について学ぶ
第14回これまでの授業についてのまとめと復習、提出物のフィードバック
第15回全体のまとめとテスト