スポーツ運動学(運動方法学を含む)
担当者細川 史裕教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングSPS-213

授業の概要(ねらい)

 「運動の構造・成り立ち」を理解し、学校の教育現場やスポーツの指導現場で必要な「運動の見方・観察・考え方・アドバイス」のスキル向上を目指した講義としています。

授業の到達目標

 それぞれの学生が関わる競技において「授業内で得られる知識」を応用し,指導者として動きの「観察から的確なアドバイス」までを行うことが出来るようになることを目指します。

成績評価の方法および基準

 以下の項目を満たしたうえで、総合的に評価します。
単位取得には、総授業時間数の80%以上の出席と試験での60%以上の得点が必要です。
 

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

 次週の講義テーマに関する情報についてレポートにまとめる。

その他履修上の注意事項

 授業内ではグループディスカッションやグループワークを多く取り込むため、より積極的な授業参加を求める。
また、講義内での食事(ガムも含める)は禁ずる

授業内容

授業内容
第1回授業ガイダンス
第2回スポーツ運動学とは:
スポーツ運動学の概念と目的を学びます
第3回運動の分類:
運動効果や運動原理による、運動の分類の仕方についてグループワークで学びます
第4回運動の内観:
運動の内観についての学びと、指導者としてどのように内観を引き出すかについて学びます
第5回運動の観察1:
運動の自己観察と、他者観察について学びます
第6回運動の観察2:
自己観察と他者観察の知識を踏まえて、指導者が身につけるべき能力をフィールドワークで学びます
第7回運動協調1:
質の高いスポーツスキルとはどういったものなのか「運動の局面構造、運動のリズム、伝導」に着目して学びます
第8回運動協調2:
質の高いスポーツスキルとはどういったものなのか「運動の流動、弾性、先取り、正確性、調和」に着目して学びます
第9回習熟位相:
運動の発生から最高精協調にむけての段階をグループワークで学びます
第10回運動のコツ:
運動技術における「コツ」と「勘」と、これらを高めていく方法について学びます
第11回運動の発達1:
スポーツスキルと運動スキルについて学びます
第12回運動の発達2:
運動スキルとスポーツスキルの関係性について学びます
第13回運動指導の計画と管理:
授業で得られた知識を基に指導の計画と管理の立案を行います
第14回講義のまとめ
第15回テスト