情報処理Ⅲ
担当者小柏 香穂理
単位・開講先選択  2単位 [自己啓発支援科目(短大)]
科目ナンバリングINF-103

授業の概要(ねらい)

近年の情報技術の発展により,多様なデータが自動的に蓄積され,それらを有効に活用する事例が多くなってきています.多様なデータの有効活用の裏には,これらのデータを管理する仕組み(データベースシステム)が存在しています.本講義では,データベースシステムの基本的な知識や技術を修得することを目標とします.データベースの基本的なツールとして,Microsoft Accessを活用した演習を行います.

授業の到達目標

①データベースの基本的な知識を説明できます.(知識)
②データベースに関する基本的な操作(テーブルやクエリの作成など)ができます.(技術)
③データベースに関連する技術動向に関心をもち,積極的に関連した書籍やニュースなどを知ろうとします.(関心・意欲)

成績評価の方法および基準

・毎回の演習(70%)(到達目標②)
 授業中に出す課題の基本的な操作ができているかを評価します.
・宿題・授業外レポート(30%)(到達目標①,②,③)
 中間・期末の2回程度,レポート課題を出します.

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献30時間でマスター Access2013実教出版企画開発部実教出版

準備学修の内容

毎回の演習では,授業内での提出を原則としますので,事前に予習を行ってください.資料は前の週に配布します.

その他履修上の注意事項

欠席および公欠の扱いについては,大学の規程に従います.

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回データベースとは
第3回Accessの基本的な使い方
第4回テーブル(1)ExcelとAccessの違い
第5回テーブル(2)データ型
第6回主キーとリレーションシップ(1)主キーと外部キー
第7回主キーとリレーションシップ(2)参照整合性
第8回クエリの作成(1)クエリデザイン画面でのクエリ作成
第9回クエリの作成(2)内部結合と外部結合
第10回クエリの活用(1)パラメータ・クエリ
第11回クエリの活用(2)クロス集計表
第12回SQL(1)SELECT文の基本
第13回SQL(2)集約関数
第14回データベース活用事例の紹介
第15回まとめ