担当者 | 下村 一之教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | GIM-401 |
スポーツ医学の範囲は非常に広い。この臨床スポーツ医学(内科系)Ⅱでは特にアスレティック・トレーナーの資格習得を目指す学生にとって有用な医学的事項をピックアップして講義を行う。すでにこれまでの種々の講義を受けていると思われるが、臨床的・医学的なテーマを中心に知識を整理してもらう。
アスレティック・トレーナー(AT)を目指す諸君を中心に据え、やや高度な医学的知識を身につけることを目標にしたい。具体的には下記の項目である。
①代謝性疾患とスポーツとの関係を説明できる。
②循環器疾患、呼吸器疾患とスポーツとの関係を説明できる。
③インフルエンザなどよく見られる疾患について説明できる。
④特殊環境下でのスポーツでの身体への影響を理解する。
⑤女性とスポーツについて説明できる。
⑥年齢とスポーツについて説明できる。
⑦スポーツ選手のドーピングについて説明できる。
⑧喫煙が身体に及ぼす影響を説明できる。
期末試験(100点)で評価する。講義には全て出席することが前提である。1回欠席する毎に5点減点される。公休の場合には減点しない。講義内レポートは別途提出してもらう。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは特に用いない。 | ||
参考文献 | 『アスレティックトレーナー専門科目テキスト』 | ||
参考文献 | |||
参考文献 | |||
参考文献 |
①各種スポーツには、得手不得手に関わらず積極的に参加すること。
②講義の中で紹介する書籍は必ず学期の中で読むように心がけてほしい。
③各種スポーツイベントのボランティア活動への参加も勧めるものである。
④アスリートとの接触はトレーナを目指す者には必須であり、種々のスポーツに触れる経験は重要である。
①講義の時間内に、私語飲食、スマホ遊び等をしてはいけない。
②講義で不明であったり分からないことがあれば、必ず、講義の後で質問に来てほしい。分からないままにしないで早めに問題を解決しておくことが大切。
③全回出席を前提としているので、欠席した授業については、自分で資料集めや授業内容のバックアップに努めること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 初めに:本学期での講義内容について概説する。 |
第2回 | 喫煙と健康について理解し、説明できる。 |
第3回 | 高尿酸血症について理解し、説明できる。 |
第4回 | 心疾患:虚血性心疾患以外に重要な心臓の病気について理解し、説明できる。 |
第5回 | 突然死:スポーツにおける突然死について理解し、説明できる。 |
第6回 | インフルエンザ:毎年流行するインフルエンザほかの感染症について理解し、説明できる。 |
第7回 | 各種感染症:ウィルス、細菌などの感染症について理解し、説明できる。 |
第8回 | 海外での病気:日本から海外に出ていった時に考えるべき病気について理解し、説明できる。 |
第9回 | 特殊環境である高山での病気について理解し、説明できる。 |
第10回 | 潜水病など海の病気について理解し、説明できる。 |
第11回 | 運動前にメディカルチェック:スポーツ前のメディカルチェックの実際について理解し、説明できる。 |
第12回 | 女性アスリートの健康:女性アスリートのスポーツでの問題点について理解し、説明できる。 |
第13回 | 高齢者のスポーツ:その効用と問題点について理解し、説明できる。 |
第14回 | ドーピング問題:新しいドーピング規制とその違反内容について理解し、説明できる。 |
第15回 | まとめと試験(予定) |