臨床スポーツ医学(外科系)Ⅰ
担当者笹原  潤教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングORS-301

授業の概要(ねらい)

 ・どんなスポーツであっても,スポーツ傷害を来すリスクはゼロではない。アスレチックトレーナーとして,指導者として,そして競技者としてスポーツに関わっていく上で,スポーツ傷害のリスクマネジメントは極めて重要である。
 ・臨床スポーツ医学(外科系)では,IからIIIの順番で体系的にスポーツ傷害について学んでいく。
 ・臨床スポーツ医学(外科系)Iでは,スポーツ傷害を理解するために必要な運動器構成体の構造と機能について学び,それぞれに生じるスポーツ傷害の病態についても学ぶ。
 ・参考文献の購入は必須ではない

授業の到達目標

 各運動器構成体の構造と機能について学び,それぞれに生じるスポーツ傷害の病態について理解する。

成績評価の方法および基準

 出席点とレポートで評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
教科書
参考文献公認 『アスレチックトレーナー専門科目テキスト3 スポーツ外傷・障害の基礎知識』財団法人日本体育協会
参考文献公認 『アスレチックトレーナー専門科目テキスト8 救急処置』財団法人日本体育協会

準備学修の内容

 テキスト等で授業内容の予習をし,解剖や専門用語について理解しておく。

その他履修上の注意事項

 講義には,手術中の動画など刺激の強い内容も含まれる。

授業内容

授業内容
第1回 講義のガイダンス:本講義の概要,目的,成績の評価方法について学ぶ
第2回 スポーツ傷害とは何か,スポーツ医科学とは何か学ぶ
第3回 レポートの作成方法について学ぶ
第4回 運動器疾患・スポーツ傷害の診断学について学ぶ
第5回 骨の構造と機能・スポーツ傷害について学ぶ
第6回 関節・靭帯の構造と機能・スポーツ傷害について学ぶ;第1回レポート課題提示
第7回 これまでの講義内容に関するQ&A;第1回レポート提出
第8回 筋・腱の構造と機能・スポーツ傷害について学ぶ
第9回 脊髄・末梢神経の構造と機能・スポーツ傷害について学ぶ
第10回 運動器疾患・スポーツ傷害に対する保存治療について学ぶ(1);第2回レポート課題提示
第11回 これまでの講義内容に関するQ&A;第2回レポート提出
第12回 運動器疾患・スポーツ傷害に対する保存治療について学ぶ(2)
第13回 運動器疾患・スポーツ傷害に対する手術治療について学ぶ;最終レポート課題提示
第14回 これまでの講義内容に関するQ&A;最終レポート提出
第15回 レポートの総評とまとめ