外交史Ⅰ
担当者山口  航教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングINR-101

授業の概要(ねらい)

この講義では、「主権国家」の誕生から第二次世界大戦までの時期に焦点を合わせ、外交史の基本的な流れを論じていく。政治・外交の基本的なしくみや今日的な課題などを幅広く学ぶ。

授業の到達目標

1) 外交史の基本的な知識を得る。
2) 外交史を多角的に分析することができるようになる。
3) 今日の外交の諸問題をより深く理解することができるようになる。

成績評価の方法および基準

1) 平常点 30%(コメントなど)
2) ブック・レポート 20%(教科書『日本外交の論点』)
3) 期末試験 50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『国際紛争――理論と歴史[原書第10版]』ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・A・ウェルチ(田中明彦・村田晃嗣訳)有斐閣、2017年
教科書『日本外交の論点』佐藤史郎・川名晋史・上野友也・齊藤孝祐編法律文化社、2018年
参考文献
参考文献
参考文献

準備学修の内容

教科書の該当箇所を読むこと。
より深く学びたい人は、参考文献(適宜授業中に紹介する)も読むこと。
継続してニュースに接する習慣を身につけること。

その他履修上の注意事項

ノートをしっかり取ること。
外交史IIもあわせて受講すると理解が深まる。
受講者の関心に合わせて、授業計画の変更もあり得る。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回バランス・オブ・パワー
第3回第一次世界大戦の起源
第4回第一次世界大戦の展開
第5回第一次世界大戦の終結
第6回第一次世界大戦の影響
第7回戦間期
第8回集団安全保障の興亡
第9回第二次世界大戦の起源
第10回第二次世界大戦の展開
第11回太平洋戦争の起源
第12回太平洋戦争の展開
第13回第二次世界大戦の終結
第14回第二次世界大戦の影響
第15回まとめ