超域言語論Ⅰ
担当者閔  由眞教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [外国語学科 2016年度以前入学]
科目ナンバリングLIN-201

授業の概要(ねらい)

地球上の生物の中で人間のみが操ることの出来る、つまり人間固有の領域である「言語」を様々な角度から探求することを目的とする。まずは「言語とは何か」についての理解を深めるための基礎知識を身につけ、言語の基本的な構造を理解すると共に、言語と社会、文化、思考との関わり方について学習する。そして専攻外国語と日本語との比較を通して、言語についての包括的な理解を深める。
外国語を学ぶにあたって「言語とは何か」を理解することは不可欠なものである。この授業では「言語」そのもの、「言語とその言語を操る人間の思考の関係」や「人間の様々な言語行動とその背景」、そして「言語による異文化コミュニケーション」など、様々なトピックを取り上げ、言語の本質を理解することにより言語に対する視野を広げることを目指す。

授業の到達目標

言語の仕組みを理解し、言語そのもの、人間の思考、そして文化との関わり方を考える。

成績評価の方法および基準

 出席状況・授業参加度・小テスト・課題・及びレポートなどを総合して評価する。
 平常点:30%(出席・授業参加度・小テスト・課題) 中間レポート:30%  期末テスト:40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書必要に応じてプリント配布。
参考文献必要に応じて適時提示する。

準備学修の内容

授業開始時までに言語学の入門書を読んでおくことをお勧めする。

その他履修上の注意事項

①授業に積極的に参加すること。
②授業中に出されるトピックについては応用力をもってよく思考すること。
③各自ノートを準備し、授業内容を筆記すること。
④欠席・遅刻しないこと。(原則として3回以上欠席の場合は成績評価の対象から除外する。なお、30分以上の遅刻は出席として認めない。)

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回言語とは何か?-言語の面白い話
第3回言語の一般的特徴
第4回世界の言語
第5回言語の類型
第6回言語と社会①
第7回言語と社会②
第8回言語と文化①
第9回言語と文化②
第10回言語と文化③
第11回言語と思考①
第12回言語と思考②
第13回言語とコミュニケーション①
第14回言語とコミュニケーション②
第15回まとめ

注:この進行予定はあくまでも目安であり、変更される場合もある。