法律学(教職)
担当者五十嵐 卓司教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングESS-207

授業の概要(ねらい)

 この授業は、教職課程履修者の「教科に関する専門科目」の1つである。授業では、中学校社会科の公民分野及び高等学校政治経済・現代社会のなかで、取り扱われている法に関わる事柄についての学習を通し、教科教育に必要な法律に関する知識の習得を目指す。

授業の到達目標

 中学校社会科の公民分野や高等学校政治・経済、現代社会の授業ををするために必要な見方・考え方を修得する。

成績評価の方法および基準

 授業への参加状況と授業内レポート(50%)等、授業内試験の成績(50%)を総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書中学校社会科教科書(公民的分野)
教科書高等学校公民科教科書(現代社会)
教科書(※詳細は、授業時に説明する。)
参考文献

準備学修の内容

 1)法律の働きとその重要性を理解すること
 2)知識の習得はもちろん、社会科の授業を作るための思考力・判断力・表現力を修得すること。

その他履修上の注意事項

 1)教職科目の専門科目なので欠席しないことはもちろんのこと、積極的な授業参加を求める。
 2)第1回オリエンテーションには、必ず出席すること。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション
第2回 法とは何か、人権の発展の歴史
第3回 日本と憲法の歩み(明治憲法と日本国憲法の3つの原理)
第4回 日本国憲法の誕生とあゆみ
第5回 様々な政治体制と民主主義
第6回 日本国憲法と平和主義の移り変わり
第7回 イラク復興支援特別措置法と自衛隊
第8回 イラク戦争とアメリカ兵の現実
第9回 イラク復興支援特別措置法と憲法9条
第10回 湾岸戦争後の安全保障環境の変化
第11回 日本の平和主義と安全保障関連法 
第12回 共謀罪・テロ等準備罪(改正組織的犯罪処罰法)と基本的人権
第13回 共謀罪・テロ等準備罪(改正組織的犯罪処罰法)の成立とその賛否
第14回 公民分野の授業を考える 社会科おける政治的中立について
第15回 まとめ(授業内テスト)