総合講義Ⅱ(社会人基礎力養成)
担当者森  吉弘教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングCAE-402

授業の概要(ねらい)

企業が学生に求める力は、社会人基礎力(「チームで働く力」「考え抜く力」「前に踏み出す力」)。ほかに等しく求められる力は、コミュニケーション力や論理的思考である。書く、話す、話し合うなど、人や社会とつながる力がコミュニケーション力。本講義では、社会人基礎力を意識し、特にコミュニケーション力や考える力に焦点を当て、企業の求める力を総合的につけていく。また、仕事や業界や職種についての理解も深める。なお、就職活動中の学生も多数受講する可能性もあり、就活状況において、若干カリキュラムの内容を変更することもある。
 【関連科目】
  「社会人基礎力養成演習」

授業の到達目標

①社会で活躍するための基礎力が身につきます
②近未来の目標を明確にできるようになります
③就活に必要な書く力や考える力が身につきます
④自己の特性が理解できます
⑤仕事についての理解も深められます

成績評価の方法および基準

(1)授業に取り組む姿勢 30%
(2)授業内外の課題リポート 40%
(3)グループワークへの貢献度  30%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『アジアの若者が日本企業に就職するための「思考とスキル」』森吉弘著ウイネット
参考文献

準備学修の内容

以下のような事前学習課題を課します。日々の学習を怠ると、講義の内容を深めることはできませんし、成果を上げることが難しくなります。
・教科書や講義に関連した書籍の読み込み
・全国紙(読朝毎、日経、産経、東京)のいずれか1紙を毎日読むこと
・授業内容の復習はもちろんのこと、学んだことを日々意識して行動(思考も)すること

その他履修上の注意事項

就職活動や社会人になってからも役立つ教養やスキル、習慣を身につけてもらいたいと考えています。グループワークもあるので、主体的に取り組む学生を望みます。また、授業を効率的に進めるため学生の協力も得ることが多々あります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
1)授業の進め方などの説明
2)各々の就活状況を交えた自己紹介(全体ワーク)
第2回偶然性理論について知る
1)偶然のなかの必然性について
2)過去を振り返り、キャリアを確認する(個人ワーク)
第3回社会人基礎力について知る
1)社会で必要な力について
2)診断テストで個人の現在地を知る
第4回社会で求められる自己紹介①
1)社会人基礎力からたどる
第5回社会で求められる自己紹介②
1)全体発表(全体ワーク)
2)フィードバック
第6回自分をプレゼンテーションする①
1)プレゼンの基礎を学ぶ
2)テレビからプレゼンを学ぶ
第7回自分をプレゼンテーションする②
1)プロのスキルを学ぶ
2)実践し、課題を得る(全体ワーク)
第8回自分をプレゼンテーションする③
1)自分だけのプレゼンテーション10箇条を作る(個人ワーク)
2)10箇条を磨く(全体ワーク)
第9回社会を知る
1)業界を理解する
2)職種を理解する
第10回ファッシリテーション技術を学ぶ①
1)打ち解け方
2)役割
第11回ファッシリテーション技術を学ぶ②
1)リードの仕方
2)展開方法
第12回ファッシリテーション技術を学ぶ③
1)まとめ
2)実践(グループワーク)
第13回志望動機を書く
1)自分にしか書けないことを知る
第14回自己PR・志望動機を発表する
1)課題を見つけ、修正する
第15回まとめ
1)講義で学び得たことを全員で共有する(全体ワーク)