担当者 | 酒井 康之教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-211 |
現代の社会において組織と関わることなく生きていくことは非常に困難です。今、学生のみなさんが目にしているパソコンや携帯、身につけている衣服などを始めとして世の中にあるありとあらゆる商品・サービスが組織的な活動によって作られ、販売されているものです。また、組織が作った商品・サービスを消費するだけでなく、大学や部活、サークル、バイト先などで組織の一員として活動した経験があるでしょうし、今後、就職すれば組織の一員として働くことになります。
このように、私たちの生活と組織は切っても切れない関係にあるため、組織をどのように活用すればよいのかについて学ぶことは非常に重要でしょう。本講義では、この組織についての理解を、春学期ではヒトに注目をあてたミクロ組織論について講義を行います。より具体的には、モチベーションや、リーダーシップ、意思決定に関する理論の考え方について学習します。
モチベーションの仕組みを他者に説明できる
リーダーシップのタイプを他者に説明できる
人の意思決定において生じるバイアスを理解し、自分の判断に役立てる
授業中の発言点とリアクションペーパーの内容、小テスト、期末テストの点数を総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストの指定はありません。また、参考文献は授業の中で適宜紹介します。 | ||
参考文献 |
ミクロ組織論は、心理学との関連性が非常に高い学問です。そのため、もし興味があれば、心理学関連の書籍を読んだり、授業をとったりすることをおすすめします。
本講義ではPowerPointを使用します。講義資料については紙資料としては配布しませんが、LMSを通じて電子ファイル(PDFファイル)として配布するので、授業前にダウンロードし、授業中に手元にある状態にしておいてください。
また、授業中に講師が学生のみなさんに質問を投げかけることがあります。その質問に回答してくれた学生には加点しますので、積極的に授業に参加することを望みます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 認知能力と個人のパーソナリティ |
第3回 | 意思決定と認知バイアス①利用可能性・代表性ヒューリスティックス、アンカリング効果 |
第4回 | 意思決定と認知バイアス②プロスペクト理論、認知的不協和 |
第5回 | モチベーション①ヴァレンス(誘意性) |
第6回 | モチベーション②P→O期待 |
第7回 | モチベーション③E→P期待 |
第8回 | 職務満足①職務満足度の源泉 |
第9回 | 職務満足②職務満足度を高める方法:職務充実、QCサークル、RJP |
第10回 | 集団とその成果①社会的促進・抑制 |
第11回 | 集団とその成果②集団のメリットとその源泉 |
第12回 | 集団とその成果③集団のデメリットとその源泉 |
第13回 | リーダーシップ①リーダーに備わっている特性 |
第14回 | リーダーシップ②状況やフォロワーに応じたリーダーシップ |
第15回 | 春学期のまとめ |