担当者 | 山村 豊教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択必修 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | EDP-102 |
われわれは、世界の多くの事象を感覚として捉え、理解し、感情を抱き、長く記憶にとどめる。これら日々の営みは、心理学という学問の重要な研究対象であるとともに、教育活動の基礎となる。この授業では、この基礎を、感情・動機づけ、学習、認知、すなわち感性と知性に区分して学ぶ。
教育心理学を理解するうえで不可欠な、学習・認知および感情と動機づけについての知識を体系的に習得する。併せて、心理学的観点および実証的観点から、児童・生徒の学習行動が理解できるようになる。
授業内での課題(20%)と期末試験(80%)との総合評価。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 『学びのための心理学』 | 山村豊・青木智子(編) | (北樹出版) |
参考文献 |
授業前に、テキストの講義内容が記載さている箇所を読んでおく。
授業後、ノートとプリントをまとめ、授業内で分からなかった点を後日質問すること。
授業収録をしているので、公欠した場合の補習や復習などに活用してほしい。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | §0 授業ガイダンス §1 知性と感性と教育 |
第2回 | §2 学習と教育①:学習とは |
第3回 | §2 学習と教育②:古典的条件づけ |
第4回 | §2 学習と教育③:オペラント条件づけ |
第5回 | §2 学習と教育④:社会的学習 |
第6回 | §3 認知と教育①:認知とは |
第7回 | §3 認知と教育②:短期記憶と長期記憶 |
第8回 | §3 認知と教育③:ワーキングメモリーとメタ認知 |
第9回 | §3 認知と教育④:状況的認知 |
第10回 | §4 感情・動機づけと教育①:感情と動機づけの諸相 |
第11回 | §4 感情・動機づけと教育②:感情と認知 |
第12回 | §4 感情・動機づけと教育③:動機づけの低下 |
第13回 | §4 感情・動機づけと教育④:やる気をはぐくむ |
第14回 | §5 知性と感性と教育 |
第15回 | まとめとテスト |