担当者 | 高田 彬成教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | ESS-315 |
高等学校の保健体育科教員に必要な実践的能力や学校現場における教師・教科の役割などについて学ぶ。 特に、高等学校保健体育における指導計画等について基礎的な理論を理解し、指導案作成の仕方について学ぶとともに、各領域等の指導の在り方と単元計画の工夫について学ぶ。また、学校全体の経営における教科としての保健体育の役割、保健体育教師の在り方などについて、保健体育科経営の視点から理解する。
(1)保健体育における年間計画、単元計画、指導案の基礎的な理論について理解し、基本的な様式に沿って作成することができる。
(2)指導と評価の一体化、個に応じた指導、科目体育と科目保健との関連など、単元計画等の工夫や授業づくりの観点について理解する。
(3)保健体育科教員に求められる役割や教師の在り方、教育実習の準備と心構え等について、保健体育科経営の視点から理解する。
授業内課題(50%)、試験及びレポート(50%)で、総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 保健体育編・体育編』 | 文部科学省 | 東山書房 |
参考文献 |
(1)高等学校学習指導要領解説や授業配付レジュメを読み込み、用語や内容を理解するなど、常に予習・復習する。
(2)文部科学省や都道府県の体育・スポーツ情報、体育・スポーツニュースに関心をもち、自ら専門的知識を積極的に入手し、理解する。
(3)単元計画・指導案作成の実践に結びつく資料収集に自ら取り組む。
(1)教職を目指す学生に相応しい態度で受講し、自立して学習する。
(2)本気でよき保健体育科教員を目指し、常に、教師のあり方や学校現場を想定して積極的に学習する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション(シラバス概要・受講態度・成績評価方法等の説明) |
第2回 | 学校教育の目標・方針と保健体育の経営 |
第3回 | 指導計画の意義と種類 |
第4回 | 指導の在り方と単元計画の工夫(個に応じた指導、科目体育と科目保健との関連) |
第5回 | 単元計画と指導案(運動の選択制における例) |
第6回 | 単元計画と指導案作成の理解 |
第7回 | 高等学校科目体育の指導と評価(入学年次) |
第8回 | 高等学校科目体育の指導と評価(入学年次の次の年次以降) |
第9回 | 高等学校科目保健の指導と評価 |
第10回 | 総則の「体育・健康に関する指導」及び特別活動(体育的行事)と保健体育との関連 |
第11回 | 指導と評価の一体化を目指す指導案の工夫、評価と生徒指導要録 |
第12回 | 安全指導・体育施設等の管理運営と教師の連携・協力(同僚性) |
第13回 | 保健体育教師に求められる資質・能力(教師像) |
第14回 | 教育実習への心構えと準備 |
第15回 | まとめと試験 |