教育の制度と経営(中・高)
担当者小入羽 秀敬教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングEDU-124

授業の概要(ねらい)

 学校教育をめぐる制度および経営について幅広く学ぶことを目的とする。制度は学校教育を形作るマクロ的な視点が求められる。就学前教育から高等教育までを含んだ日本における学校教育制度がどのように形成され、運用されているのかについて学ぶ。経営は教育委員会や学校によるミクロレベルの営みである。制度的な制約の中で、教育委員会や学校がどのように学校教育経営を行っているのかを学ぶ。
 授業は講義形式が主だが、出席管理を兼ねたコメントペーパーの提出等、書く作業が多く求められる。また、授業の前半で講義の内容に関係したディスカッションを実施する。

授業の到達目標

以下の3点について理解をし、口頭・文章にて説明ができるようにする。
 ・学校教育をめぐる法律および制度の概要
 ・現在の教育改革の概要と課題
 ・学校教育の経営についての現状と学校が直面している課題

成績評価の方法および基準

 ・平常点:30%
 ・試験:70%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『教育制度を支える教育行政』青木栄一 編著ミネルヴァ書房
参考文献

準備学修の内容

・授業前に教科書の該当章を読み、わからないところに印を付けておくこと。
・授業後にプリントと合わせて教科書の該当章を読み、まとめておくこと。

その他履修上の注意事項

 ・授業開始時には着席をしていること。
 ・授業中にディスカッションを行う際は積極的に議論に参加すること。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション:なぜ制度と経営を学ぶのか
第2回教員行政
第3回就学前教育と幼稚園・保育所・認定こども園
第4回初等中等教育行政と学校
第5回高等教育・私立学校行政と学校
第6回学校制度のまとめ
第7回特別支援教育と学校・学校外教育
第8回中間まとめ:行政と制度について考える
第9回教育委員会と学校
第10回学校と外部環境
第11回学校施設・学校統廃合
第12回地方教育行政
第13回学校安全
第14回中央政府
第15回最終まとめ:制度と経営について考える