担当者 | 川田 茂雄教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | SPS-209 |
運動生理学では、運動を行うことによって身体にどのような変化が生じるのか、また、その変化は我々の身体にとってどのような意味があるのかを学びます。運動生理学2では、特に運動と内分泌、体液、免疫、代謝、体温調節、骨、発育発達について学びます。また、老化や生活習慣病等と運動との関わりについても学びます。
「運動」というものを科学的な視点で考え、理解できるようになる。
定期試験(80%)と小テスト(レポートを含む)(20%)により評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『入門運動生理学』 | 勝田茂 | (杏林書院) |
参考文献 | 『1から学ぶスポーツ生理学』 | 中里浩一ら | (ナップ) |
参考文献 | 『生命の化学と分子生物学』 | 林利彦・水野一乗 | (東京化学同人) |
参考文献 | 『スポーツ医科学トピックス1』 | 川田茂雄 | (ブックハウスHD) |
参考文献 | 『スポーツ医科学トピックス2』 | 川田茂雄 | (ブックハウスHD) |
講義で使用するスライドは、事前にLMSに掲示しますので、目を通しておいて下さい。また、専門用語については、教科書、専門書で意味を確認しておいて下さい。
運動生理学を理解するためには、その基礎となる生理学の理解が不可欠です。運動生理学を履修する学生は生理学を履修していることが望ましい。
また、高校までに学ぶ数学や理科の基本的知識も必要となりますので、その点を十分に理解した上で履修して下さい。
科学的に物事を考え、理解することは、どのようなことにおいても重要です。講義でも、常に科学的に物事を捉えるという意識を持って臨んでください。
1回の講義で紹介する情報量は比較的多いですので、講義を1回でも欠席すると講義内容を理解するのが困難になってきます。講義は毎回出席するようにして下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 運動とホルモン(1) ホルモンとは何か、各種ホルモンの作用機序を説明できる。 |
第2回 | 運動とホルモン(2) 運動時のホルモン応答とその意義について説明できる。 |
第3回 | 運動と体液・血液(1) 運動やトレーニングが体液・血液成分へ与える影響について説明できる。 脱水が身体機能に及ぼす影響について説明できる。 |
第4回 | 運動と体液・血液(2) 貧血の原因と、貧血が身体機能に及ぼす影響について説明できる。 |
第5回 | 運動と免疫(1) 免疫機構について説明でき、何故ヒトは病気になるのかを説明できる。 |
第6回 | 運動と免疫(2) 運動が免疫機能に与える影響について説明できる。 |
第7回 | 運動と代謝 運動やトレーニングがエネルギー代謝に与える効果について説明できる。 |
第8回 | 運動と体温調節 運動が体温に及ぼす影響と、その調節機構について説明できる。 |
第9回 | 運動と骨 骨の基本構造と運動が骨に及ぼす効果について説明できる。 |
第10回 | 発育・発達と老化(1) 加齢に伴う身体諸機能の変化 思春期・青年期の身体諸機能の発達の特徴について説明できる。 |
第11回 | 発育・発達と老化(2) 加齢に伴う身体諸機能の変化 高齢期の身体諸機能の特徴について説明できる。 |
第12回 | 運動と生活習慣病 運度が生活習慣病へ及ぼす効果について説明できる。 |
第13回 | 運動と特殊環境(1) 特殊環境が引きおこす生理反応の原理について説明できる。 |
第14回 | 運動と特殊環境(2) 特殊環境のスポーツ医科学への応用についてトレーニングプログラム等を提案できる。 |
第15回 | まとめ |