| 担当者 | 湯川 志保教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択 2単位 [国際経済学科] | |
| 科目ナンバリング | ECP-211 | |
この授業では、身近な事例を取り上げながら、様々な経済政策の目的と影響について説明を行います。私たちは、政府の実施している様々な政策の影響を受けながら生活しています。したがって、これらの政策の目的や内容を知ることは、日本経済の動きを知るために重要であるばかりでなく、自分の生活やとりまく経済環境を理解する上で不可欠です。授業では経済政策を批評できる水準まで力を養ってもらうことを目指します。
(1)学生が各政策の目的について理解する。
(2)学生が各政策の内容について説明ができる。
(3)学生が各政策について批評することができる。
(1)期末に行う試験70%と小レポートや課題の提出30%で総合的に評価します。
(2)授業態度は、合格基準に満たない場合の救済処置として考慮します。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 毎回の授業で、講義資料を配布する予定です。 | ||
| 教科書 | *その他に必要な文献や資料があれば、授業で適宜紹介します。 | ||
| 参考文献 | 『ベーシック経済政策』 | 山田節夫(著) | 同文館出版 |
| 参考文献 | 『現代の経済政策』 | 田代洋一・萩原伸次郎・金澤史男(著) | 有斐閣ブックス |
| 参考文献 | 『経済政策入門』 | 酒井邦雄・寺本博美・村上亨・吉田雅彦(著) | 成文堂 |
(1)講義資料を読み直し、重要な点についてはノートなどにまとめ直すことをおすすめします。
(2)授業で出てきた経済用語や定義についてもテーマごとに整理しておくと良いでしょう。
各政策に関連した新聞記事や統計データなども紹介していきます。また、授業内容についてわからないことがあれば遠慮なく質問して下さい。
他の受講者に迷惑のかかる行為は減点の対象になります。
受講者の状況や初回授業でのアンケートをみて、授業内容を変更する場合もあります。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | 授業ガイダンス 授業の内容や計画、評価方法についての説明 |
| 第2回 | 経済政策の目的と学ぶ意味 経済政策とは |
| 第3回 | 経済政策の基礎理論(1) 消費者余剰と生産者余剰 |
| 第4回 | 経済政策の基礎理論(2) 市場の効率性 |
| 第5回 | 経済政策の基礎理論(3) 市場の失敗(公共財、外部性) |
| 第6回 | 経済政策の基礎理論(4) 市場の失敗(不完全競争市場) |
| 第7回 | 経済政策の基礎理論(5) 第3回~第6回までの授業内容の確認 |
| 第8回 | 産業政策(1) 独占市場 寡占市場 |
| 第9回 | 産業政策(2) 独占禁止法 |
| 第10回 | 産業政策(3) 規制緩和 |
| 第11回 | 雇用政策(1) 海外の労働政策 |
| 第12回 | 雇用政策(2) 労働時間に関する政策 |
| 第13回 | 雇用政策(3) 若年雇用対策 |
| 第14回 | 雇用政策(4) 高齢者雇用対策 |
| 第15回 | 授業の総括 第2回~第14回までの授業内容のまとめ |