自然地理学Ⅰ
担当者平野 淳平教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングGGR-201

授業の概要(ねらい)

 この授業では、世界や日本各地で発生する自然災害についてその実態と発生要因を紹介し、自然災害に関する自然地理学的知識を深めることを目指します。講義では、視覚的理解を深めるために、可能な限り視聴覚教材を使用します。

授業の到達目標

 自然災害の地理的分布と発生要因を理解し、これについて論述的に説明できる。

成績評価の方法および基準

 試験(80%)と受講態度(20%)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『自然地理学(第5版)』をテキストとして使用します。必ず、持参してください。松原彰子著(慶應義塾大学出版会)
参考文献『新詳地理資料COMPLETE』帝国書院編集部帝国書院

準備学修の内容

 毎回の授業内容を復習し、専門用語などを確認するようにしてください。

その他履修上の注意事項

 毎回、コメントシートを配布しますので、質問・感想などを記入してください。
 コメントシートは成績評価には一切用いません。
 作業を行う場合があるので色鉛筆(12色)、30㎝以上の定規、電卓を持参してください。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンスと履修上の注意
第2回 自然災害とは何か
第3回 世界の自然災害の現状
第4回 日本の自然災害
第5回 地震災害①プレート境界型地震による地震災害と津波災害
第6回 地震災害②活断層の活動によって発生する地震
第7回 地震災害③日本の活断層分布と活断層型地震の例
第8回 地震災害④地震の将来予測と防災
第9回 火山災害①世界の火山分布と噴火様式
第10回 火山災害②日本における火山噴火と災害:雲仙普賢岳の事例
第11回 火山災害③日本における火山噴火と災害:天明3年浅間山の噴火
第12回 風水害①風水害の原因
第13回 風水害②日本の河川の特徴
第14回 風水害③関東地方における風水害の歴史
第15回 まとめと試験