担当者 | 高木 暢亮教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | SEM-438 |
春期の授業では、論文を選んで書評を発表するという形式で授業をおこなったが、秋期は履修者各自の興味・関心のある時代・地域・資料に基づいて自由にテーマを設定して発表する形で授業を進めていく。この発表で選んだテーマが卒業論文のテーマにそのまま繋がるのが理想的なので、単に「このテーマが面白そう」という理由ではなく、先行研究や資料にどのようなものがあるか、そのテーマについてはどんな議論がされているのか、資料は自分が入手しやすそうなものなのかなどをよく考えてテーマを決めてもらいたい。春期同様、発表者以外は発表後の質疑応答に参加してもらうことになる。1回目の授業で発表日や順番などを決めるので、必ず出席すること。
1.研究テーマを決定すること。
自分の興味のある分野の中から、どのような遺跡や資料を対象にすればよいのかを考えた上で、研究テーマを決定することが目標となる。
2.発掘調査報告書から必要な資料を選び、データの抽出・分析・検討をすること。
自分の研究テーマに沿った遺跡や資料を選択し、そこからどのような分析が必要になるかを考えた上で、資料からデータを抽出できるようになることが目標となる。
3.発表や議論に慣れること。
春期と同様、人前で発表したり議論したりすることに、授業内での実践を通じて慣れてもらうことが目標となる。
発表内容と質疑応答、授業内で書いてもらう発表に対するコメントなどを合わせて成績を評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | |||
参考文献 |
発表はレジュメやパワーポイントなどを使用して実施する。事前の準備はしっかりしておくこと。1回目の授業で発表日と順番を決めるので自分でスケジュールを考えて準備すること。
割り当てられた自分の発表以外の授業には出席しない履修者が時々見受けられるが、成績評価の項目で述べたように、発表者以外の人たちによる議論も評価の対象に含まれる。発表だけやればいい、というものではないことは理解しておくこと。議論には全員参加すること。質疑応答の時間内に一回も質問や発言をしないという態度では議論に参加したことにはならないので、積極的に発言することを望む。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | ガイダンス |
第2回 | 研究テーマの選定 自分はどんな研究テーマに興味があるのか、その分野ではどんなことが研究されているのかについて検討した上で、自分の研究テーマを決める。 |
第3回 | 発掘調査報告書の読み取り方 発掘調査報告書とはどのようなものなのか、どのように読めばよいのかについて。 |
第4回 | 模擬発表 高木による模擬発表。 |
第5回 | 履修者による発表1回目 |
第6回 | 履修者による発表2回目 |
第7回 | 履修者による発表3回目 |
第8回 | 履修者による発表4回目 |
第9回 | 履修者による発表5回目 |
第10回 | 履修者による発表6回目 |
第11回 | 履修者による発表7回目 |
第12回 | 履修者による発表8回目 |
第13回 | 履修者による発表9回目 |
第14回 | 履修者による発表10回目 |
第15回 | 履修者による発表11回目 |