自然地理学Ⅱ(教職)
担当者平野 淳平教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングESS-202

授業の概要(ねらい)

 この授業では、地球温暖化、酸性雨、砂漠化などの地球環境問題について、その実態と要因を紹介し、環境問題に関する自然地理学的知識を習得することを目指します。講義では、視覚的理解を深めるために、可能な限り視聴覚教材を使用します。

授業の到達目標

 世界各地における環境問題の発生要因を地理学的に考察し、論述的に説明できる。

成績評価の方法および基準

 試験(80%)と受講態度(20%)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『自然地理学(第5版)』をテキストとして使用します。必ず、持参してください。松原彰子著(慶應義塾大学出版会)
参考文献『新詳地理資料COMPLETE』帝国書院編集部帝国書院

準備学修の内容

 毎回の授業内容を復習し、専門用語などを確認するようにしてください。

その他履修上の注意事項

 毎回、コメントシートを配布しますので、質問・感想などを記入してください。
 コメントシートは成績評価には用いません。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス、受講上の注意
第2回 環境問題の種類、環境問題を考えるためのポイント
第3回 地球温暖化の実態と原因
第4回 地球温暖化と地域的気候変動
第5回 地球温暖化対策
第6回 ヒートアイランド現象と都市の温暖化
第7回 都市内緑地とクールアイランド現象
第8回 ヒートアイランド現象と都市型豪雨
第9回 オゾン層破壊の実態とその原因
第10回 オゾン層破壊の防止策と問題点
第11回 酸性雨のしくみ
第12回 世界各地の酸性雨被害
第13回 砂漠化の定義と砂漠の分布
第14回 砂漠化の原因と過程
第15回 まとめと試験