看護実習Ⅱ
担当者内山 由美子教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングCLN-302

授業の概要(ねらい)

看護実習Ⅱは養護教諭を目指すための基盤となる医学的知識を習得するための科目の1つです。看護学Ⅰ~Ⅲの講義科目、看護実習Ⅰで学んだことを総括し、病院での実習に参加する。実習を通して、医療チームの連携、通院や療養する人々に対する理解、看護実践の場から看護の機能と役割の理解をねらいとします。
 <注意>以下の要件にすべて該当しない場合は、看護実習Ⅱを履修することができません。
1.養護教員免許の取得申請が済んでいる。 2.看護学Ⅰ、看護学Ⅱ、看護実習Ⅰ、看護学Ⅲの単位を取得している。 3.前年度までのGPAが2.20以上である

授業の到達目標

1.実習する病院の特徴、機能、役割について述べることができる。
2.病院で療養している人の生活や心理状態を考察できる。
3.看護実践の場に身を置き、看護の機能と役割について考えることができる。
4.医療を学ぶ学生として適切に行動することができる。

成績評価の方法および基準

実習の成績は100点満点とします。
実習時間数が所定の時間の5分の4に満たない場合の単位は認定されません。
1.事前課題 30%
2.実習記録 30%
3.実習後レポート 15%
4.プレゼンテーション 15%
5.ポートフォリオ・実習計画書 10%
<減点基準>
1日の欠席につき10点、遅刻・早退・提出物遅れ(最終提出物については、遅れたものは受理しない)は1回につき5点の減点とします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

この実習は夏休み期間中に開講します。春学期中に看護実習Ⅱの事前ガイダンスを行います。ガイダンスは必ず出席してください。病院実習前に、e-learningを使用した事前課題を行い、看護学Ⅰ~Ⅲ、看護実習Ⅰで学んだことを総復習します。学習範囲が広いため、計画的に行うようにしてください。また、事前課題の取り組み方が不十分である学生には個別に注意・指導をしますが、改善されない場合は実習の参加を許可しないこともあります。事前課題詳細は、実習ガイダンス時に配布する実習要項を参照してください。

その他履修上の注意事項

実習に向けての準備をしっかり行い、学生らしい態度で実習に臨んでください。 実習期間中は実習に専念し、目標達成に努めてください。 実習期間中は法令、条例、実習施設の規則を遵守し、実習施設の理念を理解し、信用や名誉を傷つけるような行為は行わないように注意してください。 特に個人情報の取り扱いについては十分注意してください。病院実習時は、看護実習Ⅰで購入したユニフォームを着用します。病院から指定の抗体価検査を学生負担で受ける必要があります。抗体がついていない場合、ワクチン接種が必要となります。余裕をもって検査を受けるようにしてください。

授業内容

授業内容
第1回 学内実習:ガイダンス、e-learningの確認
第2回 学内実習:看護技術の復習 
第3回 学内実習:実習目標の立て方、グループプロジェクトの進め方についての演習
第4回 臨床実習: 病院オリエンテーション(各病棟、外来のオリエンテーション)
第5回 臨床実習: 病院における感染予防に関する講義
第6回 臨床実習: 病棟実習(小児科病棟 検査、処置、ケアの見学)
第7回 臨床実習: 病棟実習(小児科病棟 看護師の役割の理解)
第8回 臨床実習 :病棟実習(病棟① 検査、処置、ケアの見学、看護師の役割の理解)
第9回 臨床実習 :病棟実習(病棟② 検査、処置、ケアの見学、看護師の役割の理解)
第10回 臨床実習: 外来実習(小児科外来見学)
第11回 臨床実習 :外来実習(小児科外来における看護師の役割の理解)
第12回 臨床実習 :外来実習(救急外来見学)
第13回 臨床実習 :外来実習(救急外来における看護師の役割の理解)
第14回 臨床実習の総まとめ
第15回 臨床実習まとめの会(臨床指導者出席によるプレゼンテーション)