現代政治論Ⅱ
担当者鬼頭  誠教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングPOL-204

授業の概要(ねらい)

 日本政治の現在を、歴史、理論、行動、国際比較などを念頭に、多角的に捉えつつ解説し、議論の材料を提供し、一方、出席学生には主体的に考え発言することを毎回の授業で促します。事例として、毎回、「今朝」のニュース、新聞・雑誌・テレビ・SNS等に登載される報道・論説に注目しながら、授業を構成していきます。
 政治学をすでに履修した人、並行的に履修する人、これから政治学を学修しようとする人、すべてを念頭において授業します。
 授業は、民主政治体制下の「国民」としての政治的素養を培い、就活・公務員試験にも役立つ知恵を育成することを目標に、双方向性を心がけながら進めます。

授業の到達目標

①実用的で発展的な授業内容の理解と応用ができる
②民主政治の下における主権者国民としての意識が向上する
③就職・公務員試験への対応力が向上する

成績評価の方法および基準

 授業内討論・発言やレポート50%程度と、期末試験50%程度で総合評価

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書毎日の一般紙(複数)読売・日経・産経、毎日・朝日
参考文献日刊の新聞各紙、月刊『中央公論』
参考文献『政治学のナビゲーター』(2018年)2,200円+税 甲斐祥子・宮田智之著北樹出版
参考文献『現代日本外交』(2016年)☞ MELIC指定図書コーナーに配置栗山尚一著岩波現代全書

準備学修の内容

 日々、自宅や図書館で新聞を読み、政治ニュースに関心を高めることを習慣づけて授業に臨むことを求めます。授業で使ったプリントをフル活用して期末試験(授業内試験)に挑戦します。ポータルサイトのLMSから、視聴することも毎回の講義概要を確認・印刷することも可能で、復習や補習に活用します。

その他履修上の注意事項

 シラバスは目安で、適宜変更することがあります。近年まで政治・外交・憲法担当の新聞記者でしたので、日々の新聞報道を活用した授業を心がけます。
 授業中の行動はすべて就活に直結すると考えて、本来の授業日時に、まじめに、建設的、現実的に授業に臨みましょう。

授業内容

授業内容
第1回 現代の日本政治(オリエンテーション) 経済学と現代(1)
第2回 現在の国内政治状況 経済学と現代(2)
第3回 現在の国際情勢 経済学と現代(3)
第4回 政党の問題体質 経済学と現代(4)
第5回 共産主義と野党 経済学と現代(5)
第6回 労働運動、学生運動 経済学と現代(6)
第7回 野党のありかた、そだてかた 経済学と現代(7)
第8回 世論に動かされる政治、選挙 経済学と現代(8)
第9回 近未来の政治状況(アメリカの大統領選挙)
第10回 与党・自民党の体質 経済学と現代(9)
第11回 総選挙における政権奪取の可能性
第12回 次期首相候補 経済学と現代(10)
第13回 日本の経済外交
第14回 ニューメディアと政治
第15回 まとめと試験に代わるレポート(複数課題の中から1テーマを選ぶ)
  (注)以上のテーマは、時事ニュースの動向により、変更する場合があります。