世界の言語と文化Ⅱ
担当者大塲 麻代教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [外国語学科 2016年度以前入学]
科目ナンバリングLIN-102

授業の概要(ねらい)

今日、私たちの生活はグローバリゼーションの影響を大きく受け、日常生活において諸外国との結びつきを強く感じないではいられません。他方、私たちはある製品が如何にして作られ、また現地の人びとがどのような生活を送っているか知ることは少ないです。この授業では、フェアトレードについて学びながら、現地の人びとの日常や児童労働について理解するとともに、今日の世界と私たちの繋がり、またグローバル課題について把握しながら、議論を通じて現在社会のあり方について批判的に考察し、課題解決策を模索していきます。

授業の到達目標

1)フェアトレードの概略を説明できる。
2)フェアトレードの課題を批判的に考察し、他者に説明することができる。

成績評価の方法および基準

出席(25%)、積極的な授業参加・発言(25%)、期末テスト(50%)で総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし(プリント配布)
参考文献「フェアトレードビジネスモデルの新たな展開―SDGs時代に向けて」長坂寿久(編)明石書店
参考文献その他適宜紹介

準備学修の内容

グローバル問題に関心を持ち、ニュースを聞き素養を高めるとともに、学期末試験にも日頃から備えること。

その他履修上の注意事項

授業計画は変更することもあります。オンラインまたは対面授業などどのような状況下でも、授業には積極的な姿勢で臨み、質問・発言を多くする学生の参加を望みます。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(授業の目的、15回の流れ、成績評価など)
持続可能な開発(SDGs)について(1)
第2回持続可能な開発(SDGs)について(2)
第3回フェアトレードの定義
第4回フェアトレードの変遷
第5回カカオと児童労働について①
第6回カカオと児童労働について②
第7回フェアトレード:生産者①
第8回フェアトレード:生産者②
第9回フェアトレード:仲介業者①
第10回フェアトレード:仲介業者②
第11回フェアトレード:消費者①
第12回フェアトレード:消費者②
第13回フェアトレードの構造を再考する①
第14回フェアトレードの構造を再考する②
第15回学期末試験