グローバルスタディーズ入門Ⅰ
担当者大塲 麻代教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングINR-101

授業の概要(ねらい)

今日、私たちの生活はグローバリゼーションの影響を大きく受け、日常生活において諸外国との結びつきを強く感じないではいられません。他方、私たちはある商品がいかにして作られ、また現地の人びとがどのような生活を送っているのか知ることは少ないです。この授業では、現地の人びとの日常を理解するとともに、今日の世界と私たちが遭遇する課題について、論理的に把握していくための素養を高めていきます。また、参加体験型ワークショップなど、いわゆるアクティブラーニング的な手法を通して、自らの立場からも考えていこうとする姿勢を養いながら課題解決力の向上も目指します。

授業の到達目標

1)グローバリゼーションの概略を説明できる
2)グローバル・イッシューの具体例を設定し、他者に説明することができる

成績評価の方法および基準

積極的な授業参加と発言(30%)、グループ発表(20%)、期末テスト(50%)で総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし(プリント配布)
参考文献国際関係論24講(改訂版)玉井昇文教出版会
参考文献その他適宜紹介

準備学修の内容

グループ発表の準備と課題をこなし、学期末試験にも日頃から備えること。

その他履修上の注意事項

グループワークを中心に、受講生が主体的かつ能動的に学修していく授業を展開していく予定です。そのため、受講者が著しく多い場合には、受講を制限する場合があります。特に、初回3回を欠席した学生は受講できませんので、気を付けてください。積極的な授業参加や授業内での発言に加え、他者と協働しチームで課題に取り組む姿勢も求められます。各回の授業内容はあくまで目安です。受講生の理解度や関心に応じて適宜修正していきます。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(授業の目的、15回の流れ、成績評価など)
第2回グローバル・スタディーズの意義と目的
第3回持続可能な開発(SDGs)について
第4回グローバル化を考える
第5回日用品から考えるグローバル化(ロールプレイ)①
第6回日用品から考えるグローバル化(ロールプレイ)②
第7回日用品から考えるグローバル化(ロールプレイ)③
第8回グループ議論①
第9回グループ議論②
第10回グループ発表①
第11回グループ発表②
第12回グローバル化の恩恵を考える
第13回グローバル化の弊害を考える
第14回グローバル化を再考する
第15回学期末試験