担当者 | 森 建資 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学研究科 経済学専攻] | |
科目ナンバリング |
近年企業を取り巻く環境は大きく変わりました。なかでも企業活動の国際化の進展は企業に様々な問題を突き付けています。企業にとって必要な人材を採用、育成、評価し、人材を必要な部署に配置させる人的資源管理もこうした課題に直面しています。この授業ではそうした問題を参加者と一緒に考えていきたいと思います。
特講Ⅱをすでにとっておられる方の参加の有無によって、授業内容が変わります。そうした方がおられる場合は、職務をめぐる日米の比較を中心に考えたいと思います。そうした方がおられない場合は、企業のガバナンスと人的資源管理の関係を考えてみたいと思います。各授業内容の説明は、後者の場合を主に念頭において作成しました。前者の場合は、以下の第10回目の内容から始めます。
人的資源管理の諸領域を見通せるようにし、現在どのような問題が起きているのかを理解する。
毎回の授業に積極的に参加しているかどうかが一番重要です。それと期末に出していただくレポートも大事です。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『ワーク・ルールズ』 | ボック | (東洋経済新報社) |
教科書 | 『経営は誰のものか』 | 加護野忠男 | (日本経済新聞社) |
教科書 | 『全員経営』 | 野中郁次郎、勝見明 | (日本経済新聞社) |
教科書 | 『虚妄の成果主義』 | 高橋伸夫 | (日経BP) |
教科書 | 『組織能力のハイブリッド戦略』 | 高木晴夫 | (ダイアモンド社) |
参考文献 |
テキストをよく読んでくること。
授業に日本の経営と人的資源管理は毎回出席し、積極的に参加して下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション 会社経営の中での人的資源管理―日米比較 |
第2回 | 日本の会社経営のあり方(1) |
第3回 | 日本の会社経営のあり方(2) |
第4回 | 日本の会社経営のあり方(3) |
第5回 | 日本の経営と人的資源管理(1) |
第6回 | 日本の経営と人的資源管理(2) |
第7回 | 日本の経営と人的資源管理(3) |
第8回 | アメリカの会社経営(1) |
第9回 | アメリカの会社経営(2) |
第10回 | 合衆国の職務中心主義(1) |
第11回 | 合衆国の職務中心主義(2) |
第12回 | 日本の年功序列 |
第13回 | 日本の職能資格制度 |
第14回 | 成果主義の導入 |
第15回 | まとめ |