担当者 | 栗木 敏男 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-202 |
この授業では、ユニバーサルツーリズムを共通のテーマとする。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックは開催が見送られ、2021年に予定されていますが、障がいをもったアスリートの活躍が様々な場面やメディアで取り上げられ、障がい者の社会での活躍は日常的である。
そうした中、政府・地方自治体として、幅広い関係者の協力の下、誰もが安心して旅行を楽しむことができる環境を整備し、ユニバーサルツーリズムの普及・促進に取り組んでいる。本演習では、日本のユニバーサルツーリズムの現状と取り組み、バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方を学び、高齢者、障がい者、赤ちゃん連れ、ベビーカー、外国人旅行者など、一人でも多くの人が安心して旅行ができるための課題などについて、理解を深めていくとともに、地域の活動や関連事業者など、現場の専門の担当をゲストスピーカーとして招聘し、具体的な実践を学んでいく予定である。こうした授業の取り組みの中で、グループに分かれて、あるべき姿や課題について議論、発表をしていく。
ユニバーサルツーリズムを理解する上での専門用語、観光に関する知識を修得する。
グループワークを通じて、直面する諸問題を理解し、解決に取り組む主体性や倫理観を修得する。
出席は必須である。①授業への取り組みや内容の確認テストを行うとともに、②グループワークの調査・研究・発表・取り組みについて評価する。それぞれ①40%、②60%とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは使用しない。適宜資料を配付する。 | ||
参考文献 | 参考資料;観光庁HP 「ユニバーサルツーリズムについて」に添付されている資料 |
上記参考資料を適宜読んでおくこと。
グループワークが中心であるため、受講者は25名をめどとする。参加者が多い場合は、受講理由と抽選にて決定するので、初回の授業に必ず出席すること。
社会に出てから応用に役立つよう、正しい基礎知識を身につけ、メディアなどで得られる情報を積極的に理解し、問題意識を持つよう期待する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション 授業の内容、履修登録、授業の進め方や成績評価についての説明 |
第2回 | ユニバーサルツーリズムの概要(グループワークと講義) |
第3回 | バリアフリー、ユニバーサルデザインについて(グループワークと講義) |
第4回 | 障がい者施策(グループワークと講義) |
第5回 | 高齢者施策(グループワークと講義) |
第6回 | 旅行にとってのバリア;ゲストスピーカー(予定) |
第7回 | ユニバーサルツーリズムの現状1(グループワークと講義) |
第8回 | ユニバーサルツーリズムの現状2(グループワークと講義) |
第9回 | ユニバーサルツーリズムの現状;ゲストスピーカー(予定) |
第10回 | 理解度確認テスト |
第11回 | グループワークによる調査・研究 |
第12回 | グループワークによる調査・研究 |
第13回 | グループワークによる調査・研究 |
第14回 | グループワークの発表とまとめ1 |
第15回 | グループワークの発表とまとめ2 |