イギリス文化論Ⅰ
担当者小林 克彦教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリングLIE-103

授業の概要(ねらい)

 この授業では、英語の習得を通じて、英語の発祥の地であるイギリスについて、その歴史的・社会的・文化的知識を身につけ、理解を深めていきます。

授業の到達目標

 1 イギリスの地理と行政区分を説明できる。
 2 イギリスの歴史について、その大枠を説明できる。
 3 英語の成り立ちを説明できる。
 4 イギリスの文化の一つの分野について説明できる。
 5 今日のイギリス社会における多民族・多文化的状況について理解している。
 6 留学生との交流を通じて、英語が世界でどのように学ばれ、使用されているか理解している。

成績評価の方法および基準

 授業内での活動10%、発表とレポート40%、期末試験50%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『Discover Great Britain and Ireland(DVDで体験するイギリスとアイルランド)』2008年Scott Berlin & Chisako Nakayama金星堂
参考文献『図説イギリスの歴史』2015年指 昭博河出書房新社

準備学修の内容

 授業では、DVD付きの教科書を使います。指定されたチャプターを事前に視聴して教科書の問いに答えてから、授業に出席してください。(大学設置基準によれば、1時間の授業に対して、授業外学習を2時間することが求められています。)

その他履修上の注意事項

 教員による指示がない限りは、スマートフォン等の使用は禁止します。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション
第2回 ケルト時代のイギリス 
 教科書チャプター1のDVDを視聴する。
第3回 ローマ時代のイギリス 
 教科書チャプター1のDVDを視聴する。 
第4回 ストーンヘンジ 
 教科書チャプター8を視聴し、環状列石について理解する。
第5回 ストーンヘンジそしてケルト人
 教科書チャプター8のスクリプトを音読する。
第6回 属州ブリタニア1
 教科書チャプター9のDVDを視聴し、ローマ時代のBathの役割について理解する。
第7回 属州ブリタニア2
 教科書チャプター9のDVDのスクリプトを音読する。
第8回 個人研究の発表
 イギリスの文化について各学生が調べてきたことを、グループに分かれて発表する。
第9回 アングロサクソン時代のイギリス
 ローマ教会によってキリスト教がアングロサクソン社会にもたらされたことを理解する。
第10回 古英語
 叙事詩『ベーオウルフ』を読む。
第11回 世界共通語としての英語
 今日、世界の4分の1の人々が英語使用者であることを理解する。
第12回 ヴァイキングとノルマン征服
 1066年、フランスのノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服し、ノルマン朝を樹立したことを理解する。
第13回 ノルマン朝からプランタジネット朝へ
 イギリス王がフランスに広大な領土を有することになったことを理解する。
第14回 ロンドン
 教科書チャプター2・3のDVDを視聴し、ロンドンの歴史的名所とその役割を理解する。
第15回 まとめと期末試験