授業の概要（ねらい）

主題――文化における「夢、狂気、舞踏」
文化現象においては、「正常」を踏み外した「異常」（そもそもこの定義自体があやふやともいえるが、ここではそれはひとまず置いておく）異常=「狂気」と呼ぶべき状況において、より精彩を放つ事象が存在する。「狂気」はしばしば「夢」とも通底し、それが身体的に体現される場合は、「舞踊」を伴う傾向そのような『三位一体』の具体例をいくつか取り上げ、詳細に考察することによって、文化現象のダイナミズムを理解していきたい。がある。

授業の到達目標

文化・文明とは何か、人間存在とはどういうものか、について、自分の頭脳で考え、自分の言葉で問いかけを発し、答えを模索できるようなhuman being たりうること。

成績評価の方法および基準

毎回の授業の小レポートにおける授業内容理解５５％、期末レポート４５％．ただしレポートは必須。

教科書・参考文献

準備学修の内容

西洋文明に関する最低限度の知識は授業前に必要。授業開始以後は、自己の持つ知識を授業内容との相互チェック。

その他履修上の注意事項

自分の今までに持っている狭い範囲の「知識」ではなく、広範な『視野』を持てるようになり、自分の頭脳で考え、自分の言葉で「語る」能力を身に着けてほしい。

授業内容