担当者 | 横田 太郎 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | EUS-105 |
イタリアといえば、優れた美術や音楽、また、デザインや料理、あるいは、サッカーなどが思い浮かぶことでしょう。しかし、イタリア、とくに1400年代のフィレンツェは、学問とはなにかという問題について、大いに議論がなされた土地でもあります。当時の学問とは、すなわち読書です。そこで、この授業では「読書とはなにか」という疑問を、人文主義者の言葉を通して考えていきます。
春季は、桂冠詩人、フランチェスコ・ペトラルカから、いわゆる市民的人文主義の旗手、レオナルド・ブルーニに至る人文主義者たちが残した言葉に焦点をあて、読書がいかに称賛され、積極的に評価されていたのかを確認していきます。
我々にとってなじみのうすい人文主義者の思想に触れて、イタリア文化についての理解を深める。
人文主義者の思想に、我々のそれとは異なる部分と同時に、共通する部分もあることを認識する。
出席、リアクションペーパー、授業への参加態度、期末試験(受講生の数によってはレポート)により、総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 適宜プリントを配布します。 | ||
参考文献 |
基本的に予習の必要はありませんが、事前に配布したプリントに目を通してきてもらう場合もあります。
授業では、人文主義者によるテクスト(主に和訳)を、みなで一緒に読んでいきます。新たに触れる思想に対する自分なりの意見を、リアクションペーパー、グループ・ワーク、授業内での発言を通して、積極的に表現してもらいます。そのためにも、授業には必ず出席してください。
なお、以下の授業計画は、あくまでも計画です。授業の進み具合、また、受講生の興味に応じて、変更する可能性があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | ルネサンスにおける読書とは |
第3回 | 同上 |
第4回 | 同上 |
第5回 | 市民的人文主義/人文学とは |
第6回 | 同上 |
第7回 | 同上 |
第8回 | 同上 |
第9回 | 人文主義者からみた中世 |
第10回 | 同上 |
第11回 | 同上 |
第12回 | 人文主義者の思想が示す矛盾 |
第13回 | 同上 |
第14回 | 同上 |
第15回 | まとめ |