健康に関わるプロフェッショナルになろうとする者に対する専門職教育の一つとして、生命や身体の「万が一の事態」の対処に必要となる知識・技能を身につけることを目的とする。また、スポーツ現場や市民生活上における障害発生時の適切な応急処置を身につけることをめざす。
授業期間内に、東京都救急救命士協会職員および消防署職員指導による、救急救命処置のトレーニング〔BLS:普通救命講習〕も施行する予定である(有料)。
自分ひとりで、スポーツ現場での怪我や心肺停止の状態の患者に、応急処置/救命措置を施せる技術と知識を習得する。
定期試験(100点)、場合により小テスト・レポートを行う(10点程度)。1回欠席のたびに、5点減点とする。
実習参加者には、BLS実習の修了証が付与される。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『日本体育協会公認 アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑧救急処置』 | ||
参考文献 |
『日本体育協会公認 アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑧救急処置』の予習及び復習
解剖学・生理学の基礎知識を必要とするが、必須ではない。他学部の学生の受講も歓迎します。
第16回、および第17回の救急実習については、課外の授業となる(有料)。健康運動指導士ならびに健康運動実践指導者の資格取得予定者においては、資格申請の必須要件となるので必ず受講すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 救急措置の目的 |
第2回 | 救急処置の概説 観察 重症度の判断 バイタルサインの把握 |
第3回 | スポーツ現場での救急処置概説(病院に到着するまでにできることを理解する) |
第4回 | 知っておくべき応急手当(創傷措置 止血 体温管理 体位の管理 機材の概要) |
第5回 | 創傷対策 RICE処置 外傷(上肢と下肢)の傷と止血法 |
第6回 | 頭頚部の主な外傷と治療 外傷(頭部と頸部)の傷と止血方法 |
第7回 | 特殊な傷害の知識とその対策 外傷(体幹部)の傷と止血法 |
第8回 | 内科的疾患の救急対応①(循環器疾患 呼吸器疾患 消化器疾患) |
第9回 | 内科的疾患の救急対応②(血液疾患 脳神経疾患 内分泌疾患 泌尿器疾患) |
第10回 | 止血法・固定法のまとめ |
第11回 | 搬送法 |
第12回 | 救急処置(CPR)心肺蘇生法 AEDの使用方法 |
第13回 | フィールドの医療体制と準備 |
第14回 | フィールドでの対応実践 |
第15回 | まとめ・試験(予定) (課外授業) 第16回:救急実習① BLS 蘇生措置 第17回:救急実習② BLS AED/異物除去 |