社会学演習Ⅳ
担当者山下 雅之教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSEM-402

授業の概要(ねらい)

ピエール・ブルデューの文化社会学で学んだ考え方をベースとして、自分の興味を持つ文化的領域でテーマを設定し、資料やデータを集め、ゼミでの発表を行う。
日本やフランスを中心として、マンガ、アニメ、美術、映画、音楽、文学、ファッション、インテリア、食文化などの諸領域から、自分でテーマを設定して下さい。

授業の到達目標

文化社会学の概念を踏まえながら、現代の文化的領域で見られる特徴的な現象について、自らテーマを設定し、調べた結果をゼミで発表する。

成績評価の方法および基準

テーマの設定、資料の収集と分析、ゼミでの発表を総合的に評価する

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献美術愛好ピエール・ブルデュー木鐸社
参考文献ディスタンクシオンピエール・ブルデュー藤原書店

準備学修の内容

自ら設定したテーマについて資料やデータを集め、ゼミで発表する

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回文化社会学の基本概念を確認する
第2回文化社会学の研究方法
第3回文化社会学の現状
第4回文化社会学の諸領域
第5回現代日本の文化現象 1)アイドル文化
第6回現代日本の文化現象 2)スポーツ文化
第7回現代日本の文化現象 3)マンガアニメ
第8回現代日本の文化現象 4)韓流、中国、台湾など近隣アジア圏からの輸入:(例)BTS、twice・・・
第9回現代日本の文化現象 5)擬人化によるゲーム
第10回現代日本の文化現象 6)VR とAR:ポケモンGOとマリカー
第11回現代日本の文化現象 7)コミケやコスプレなどのイベント現象
第12回現代のグローバルな文化現象 1)ダンスミュージックやラップバトル
第13回現代のグローバルな文化現象 2)CDからライブへ:フランスのアイドル
第14回現代のグローバルな文化現象 3)クイーンの世界的リバイバル
第15回現代のグローバルな文化現象 4)フランスの有名パティシエが日本のファーストフード店にスイ
ーツを創作:(例)ポンデイスパハン   5)ミシュランのフランス版で日本人が初めて3つ星