担当者 | 川勝 佐希 | |
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単位・開講先 | 選択 1単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | ESS-219 |
小学校、中学校及び高等学校を通じて体育科、保健体育科においては、心と体を一体としてとらえ「生涯にわたって健康を保持増進し、豊かなスポーツライフを実現すること」を重視している。球技、ネット型スポーツとしてのバレーボールの特性を理解し、基本的な技能の習得をする。また、グループワークを通して基本的な技能の指導方法やゲームを進めていく上で必要となる基本的な戦術等について実践的に学修する。また、ICT を活用した実技指導について学び、効果的な練習方法について学修する。なお、教育実習に向けてのマイクロ模擬授業や指導案作りおよび学習評価について学修する。
・ バレーボールの特性について説明できる。
・ バレーボールのルールを説明できる。
・ 基本技能を習得し、実技指導に必要な模範を示すことができる。
・ 指導に必要な安全管理(リスクマネージメント)について説明できる。
・ 実技指導者(教員)としての資質向上を図るための実践力を有している。
* 授業実施回数の2/3以上の出席を必要とする。
・ 授業態度(授業状況・コメントシート等) 30%
・ バレーボールの技能(実技試験)及び基本事項の確認(筆記試験) 40%
・ レポート,学習指導案等 30%
* 欠席・遅刻・早退・見学は減点の対象となる。詳しくは初回の講義で説明を行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じて資料を配布を行う。 LMSにも随時アップロードを行う。 | ||
参考文献 | 『中学校学習指導要領解説 保健体育編』 | 文部科学省 | 東山書房 |
参考文献 | 『高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編』 | 文部科学省 | 東山書房 |
参考文献 | 『Active Sports』 | 大修館 |
・ 教えあい、学びあいを実践する授業である。自主的に練習方法や指導法についての事前学修に努めること。
・ 個人の基礎技能を高めるためには、授業以外にも実技練習に心がけること。
・ 配布した資料等により、自習に努めること。
* 保健体育科教員を目指し、教職課程を履修する学生を中心とする。
・ 事故等を防ぐためにも、安全に注意して取り組むこと。
・ 用具の準備や片付け等は積極的に行うこと。
・ 指導者を意識した服装・態度で臨むこと。
・ 提出物等の期限を厳守すること。
・ グループワーク等では協力し合って活動に取り組むこと。
・ 人と人との関わり合いを大切にし、積極的、主体的に学習すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 球技の特性、バレーボールの特性等の理解、グループ作成 |
第2回 | 基本技術の習得① オーバーハンドパス、アンダーハンドパス ルールの理解と審判法について |
第3回 | 基本技術の習得② スパイク、ブロック 準備運動や体つくり運動について |
第4回 | 基本技術の習得③ レセプション 指導案の作成について |
第5回 | 連携プレーの習得① 三段攻撃(特にトス)ICTを活用した練習方法について学ぶ |
第6回 | 連携プレーの習得② レセプション、レセプションアタックについて学ぶ |
第7回 | 簡易ゲーム① グループ学習やゲームを活用した練習方法について学ぶ |
第8回 | 簡易ゲーム② 三段攻撃を活用したゲームについて学ぶ |
第9回 | 指導法について① パス、トス、スパイク、レシーブの指導法について学ぶ |
第10回 | 指導法について② サーブレシーブフォーメーションの指導法ついて学ぶ |
第11回 | マイクロ模擬授業を通した技能の習得について① 基本技能 |
第12回 | マイクロ模擬授業を通した技能の習得について② 指導技術 |
第13回 | マイクロ模擬授業を通した技能の習得について③ 集団技能他 |
第14回 | マイクロ模擬授業を通した技能の習得について④ リフレクション |
第15回 | まとめ 技能の習得、指導法についての総括 |