担当者 | 国奥 真奈美 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | MAN-101 |
ファッションビジネスの業界は幅広く、さまざまな分野や職種がある。業界に対する基礎的な知識を理解し、産業における仕組みや消費者の意識および購買意欲の変化などを学ぶ。またファッションブランドの分析・考察を行い、イメージマップによって表現するなど実践的な力を養う。
この科目では「ファッションビジネス能力検定3級」の教科書を使いながら、幅広いファッション業界とファッションビジネスに関する基礎知識や表現技法を学ぶことを目的とする。
①ファッションビジネスの業界知識および基礎的・専門的な用語について説明できること。
②ファッション商品知識について理解し説明ができること。
②ファッションイメージマップの作成要領の基礎を習得し、分析ができるようになること。
試験(50%)、確認テスト(10%)、課題提出状況(20%)、授業態度(20%)により総合的評価とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『ファッションビジネス[1]改訂版 ファッションビジネス能力検定試験3級準拠』 | 一般財団法人 日本ファッション教育振興協会 | 一般財団法人 日本ファッション教育振興協会 |
参考文献 | 『ファッションビジネス能力検定試験3級項目別試験問題・解答集 改訂版』 | 一般財団法人 日本ファッション教育振興協会 | 一般財団法人 日本ファッション教育振興協会 |
参考文献 | ファッションで社会学する | 藤田結子、成実弘至、辻 泉 | 株式会社有斐閣 |
①確認テストの勉強をすること。
②レジュメをもとに、テキストの内容を繰り返し読み、内容をきちんと把握すること
③毎回授業の最後に、次回の内容について簡単に説明するので、教科書の該当ページを読み、用語について確認しておくこと。
授業の内容は『ファッションビジネス能力検定3級』に対応している。
ファッション雑誌分析やファッションイメージマップの作成ではコラージュ制作を行うため、雑誌を用意しておくこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業内容の概要、ファッションビジネス能力検定の概要、ファッションビジネス知識 |
第2回 | デザインの定義と特性、衣服の流れ |
第3回 | コーディネーションの基礎知識、ファッションスタイリング、ファッション企業のスタイリング |
第4回 | アパレル商品知識、シルエット知識、ディテール知識、サイズ知識、繊維の知識 |
第5回 | 消費者行動とファッション表現、ライフスタイルとファッション、お客様の購買行動、アパレル産業の概要、ファッション小売産業の概要 |
第6回 | マーケティングの基礎知識、商品企画・生産・販売の流れ |
第7回 | 流通、ファッション小売企業の仕組みと業務、会社に関する基礎知識、企業の組織 |
第8回 | 企業会計、計数知識 |
第9回 | ファッション雑誌の歴史、雑誌の分析ー雑誌掲載広告、掲載商品のブランドや価格、ポジショニングマップの作成ー |
第10回 | ファッションイメージマップの制作「マイプロフィールマップ」 |
第11回 | ターゲットイメージ、コンセプト立案 |
第12回 | 市場の分析(ターゲットの対象雑誌から他ブランドの分析) |
第13回 | ファッションイメージマップの制作「ターゲットプロフィール&ウィークリーコーディネート」 |
第14回 | 企画立案のプレゼンテーション |
第15回 | まとめ&テスト |