担当者 | 川勝 佐希 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | PSS-101 |
現代の学校教育現場の状況や急速に変動する社会状況等を踏まえ、人格(性格)の形成、心の健康の保持増進などについて学修する。主に児童期から思春期にかけての心の発達、青年期特有の不安定な状況から来る課題等や、情緒の発達と人間形成の筋道について学修する。また、高等学校の新学習指導要領で扱われる精神疾患に関する精神保健教育について学修する。併せて、精神障害、発達障害、不適応などについても学修する。
・精神保健の概念、精神発達の段階等が説明できる。
・精神保健上の諸問題について提示し、意見が述べられる。
・精神保健活動や精神保健相談の意義について説明できる。
・精神保健教育の意義について説明ができる。
・精神保健とその関係法規について説明できる。
・発達障害の基本的内容について説明できる。
・精神保健上の諸課題について自分の考えを述べることができる。
授業実施回数の2/3以上の出席を必要とする。
・ 学習状況、リフレクションシート 30%
・ 確認テスト、小論文・レポート等 40%
・ 試験・課題レポート等 30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | プリント及び資料をLMSで配信および授業内で配布する。 | ||
参考文献 | 『子どもの精神保健テキスト』 | 古荘純一 | 診断と治療社 |
参考文献 | 『新版 精神保健』 | 監修 石井 厚 | 医学出版社 |
参考文献 | 『精神保健マニュアル』 | 南山堂 | |
参考文献 | 講義内で随時参考となる文献を紹介していく。 |
次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
授業内で配布したプリントや資料はファイルに綴じ、授業の復習に努めること。
受講の基本的事項(ルールやマナー)を厳守。具体的内容についてはガイダンスにて示す。
学びあい、高めあいを意識し、授業内での発問への発言やグループワークには積極的に参加すること。
主体的な学修を進め、課題は必ず提出すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、講義内容の概要、講義の進め方、評価方法等 |
第2回 | 精神保健の概念について学ぶ 定義、内容等 |
第3回 | 精神発達の段階について学ぶ(性格・人格形成の段階等) |
第4回 | 精神保健上の問題行動について学ぶ(児童・生徒の具体的行動内容等) |
第5回 | 学校の現状と課題について学ぶ 具体的事例①(小・中学校、いじめ・不登校等) |
第6回 | 学校の現状と課題について学ぶ 具体的事例②(中学・高等学校、自殺等) |
第7回 | 精神保健活動について学ぶ(学校における精神保健活動等) |
第8回 | 精神保健相談について学ぶ(基本的考え、具体的方法等) |
第9回 | 関連法規、関係機関について学ぶ(精神保健に関する法規、制度等) |
第10回 | 精神障害等について学ぶ(精神障害の定義他) |
第11回 | 精神保健教育について学ぶ |
第12回 | 発達障害について学ぶ(自閉症スペクトラム他) |
第13回 | 特別支援教育について学ぶ(インクルーシブ教育システム他) |
第14回 | これからの精神保健について学ぶ(家庭での精神保健活動、依存症、薬物乱用防止教育他) |
第15回 | 授業のまとめと復習 |