グローバルスタディーズ演習Ⅳ
担当者加藤 恵美教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSEM-404

授業の概要(ねらい)

国境を越えて居住地を移す人が増え、日本でも海外にルーツを持つ人が多く暮らすようになっている。この演習では、人の国際移動を背景とした多文化共生社会のあり方を考える。この演習の特徴は、最近の移民だけでなく、過去の植民地支配にまつわる移民も射程におさめる点にある。また日本社会に焦点を合わせつつも、海外の社会と比較したり関連付けたりしながら、多文化共生社会についての複眼的な考察を行うことを目指す。
 この演習では、前期に新書レベルの本を輪読し、基本的な知識を身につけた上で、それぞれの関心に従い研究テーマを決める。後期は、それぞれの研究の進捗ならびに成果の報告を行う。

授業の到達目標

(1)移民に関する基本的な知識を身につける
(2)移民に関する興味・関心を高める
(3)移民に関して自主的に学ぶ力をつける

成績評価の方法および基準

授業への積極的な参加(発表・ディスカッションなど、20%)、中間レポート(研究計画バージョン2、30%)、期末レポート(研究成果、50%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書新版 論文の教室 レポートから卒論まで戸田山 和久NHK出版、2012年
参考文献授業内で紹介する。

準備学修の内容

授業内で指示がある。

その他履修上の注意事項

授業内で指示がある。

授業内容

授業内容
第1回はじめに:演習のねらい、進め方についての説明
第2回レポートの書き方『論文の教室』を読む(1)
第3回レポートの書き方『論文の教室』を読む(2)
第4回レポートの書き方『論文の教室』を読む(3)
第5回研究計画の発表(1)
第6回研究計画の発表(2)
第7回研究計画の発表(3)中間レポート(研究計画バージョン2)のラフドラフトの検討
第8回研究計画の発表(4)中間レポート(研究計画バージョン2)の提出
第9回中間レポート(研究計画バージョン2)のフィードバック
第10回研究成果の発表(1)−1研究の進捗報告
第11回研究成果の発表(1)−2研究の進捗報告
第12回研究成果の発表(1)−3研究の進捗報告
第13回研究成果の発表(2)−1期末レポート(研究成果)のラフドラフトの検討
第14回研究成果の発表(2)−2期末レポート(研究成果)の提出
第15回おわりに:期末レポート(研究成果)のフィードバック