ヨーロッパ政治Ⅰ
担当者渡邊 啓貴教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングPOL-311

授業の概要(ねらい)

今日のヨーロッパ情勢を様々な角度から分析し、その現状の全体像を理解する。そのことは日本外交を考えるうえでも大変示唆に富む知見を与えるはずである。現代のトピックを取り扱うので、学生の側からの質問を期待するとともに。討議ができる授業にしたい。

授業の到達目標

欧州情勢を国家・社会・国民という視角から考え、欧州国際関係の今日的構造について理解できるようにする。

成績評価の方法および基準

試験(70%)・貢献(30%)で評価する

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 ヨーロッパ国際関係史 渡邊啓貴有斐閣
教科書アメリカとヨーロッパ渡邊啓貴中央公論新書
参考文献

準備学修の内容

ヨーロッパ統合の歴史、政治に関する文献を授業の中で指示するので読んでおくこと。
また授業で扱ったトピックの背景となる歴史や関連分野についても自分で学習することが望ましい。

その他履修上の注意事項

積極的な発言を期待する。受け身の授業ではないことを望む。

授業内容

授業内容
第1回ヨーロッパとは何か
第2回欧州統合とは何か----国境を越えたリストラとデモクラシー
第3回西欧先進社会の後退
第4回BREXIT イギリスと欧州
第5回BREXITの背景と今後
第6回イギリス政治ーー議会政治と政党
第7回フランス政治の歴史と制度
第8回第五共和制の政治
第9回フランス・マクロン政権の現状
第10回ドイツ政局と独仏連帯の行く末
第11回イタリア極右勢力に揺れる政局
第12回欧州の移民・難問問題
第13回テロと移民
第14回ポピュリズムの台頭
第15回まとめと期末試験