担当者 | 北見 良嗣教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
債権法(契約法)を中心に、金融取引において重要度の高い判例・論点や最近注目されているものを取り上げて勉強します。同時に、関連する民商法の他の領域も適宜取り上げ、ある程度民商法全体の理解に資するようにします。また、就職後不可欠となる、人前でのプレゼン・討議能力についても、ゼミを通じての修得を目指します。
(1)開講時に、グループ別の構成を発表するとともに、取り上げるテーマ(論点)とスケジュールを提示します。
(2)毎回、上記スケジュールに沿って論点毎に、担当ゼミ生から、上記テキストのうちの該当箇所等についての報告・発表を受けます。
-まず、内田民法の該当箇所を纏めて報告。次に、他の参考文献と比較。
(3)そのうえで、当該論点の中核をなす判例等を取り上げ、ゼミ生作成のレジュメに沿って報告・発表を受けます(論点は、学説の比較、判例の変遷など)。
(4)その後、ゼミ生全員で、その金融実務に与えるインプリケーション等について、ディスカッションを行います。
(5)全体の進捗状況をみながら、適宜break timeを設けます。
①法学検定スタンダード<中級>コース以上の法律知識。
②就職後に必要とされる一般教養。
報告、議論への参加、問題意識等を総合評価します。積極的な貢献を期待します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『重要論点 実務 民法(債権関係)改正』 | 鎌田薫・内田貴・青山大樹・末廣裕亮・村上祐亮・篠原孝典 | 商事法務(2019) |
参考文献 | 『リーガル・リサーチ&リポート[第2版]』 | 田高=原田=秋山 | 有斐閣(2020) |
参考文献 | 『民法Ⅲ[第4版]ーー債権総論・担保物権』 | 内田貴 | 東大出版会(2020) |
参考文献 | 『Law Practice 民法Ⅱ【債権編】[第4版]』 | 千葉恵美子・潮見佳男・片山直也 | 商事法務(2018) |
講義内容のうち理解が難しい点についてはそのままにせず、必ずその日のうちにノート整理を行って、復習して下さい。
①参加学生は、毎回のスケジュールに沿って、該当箇所を予習しておくことが求められます。
②特に担当に当たっている学生は、グループ毎に各自が担当部分をキチンと勉強し、報告等の責任を果たすことが求められます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 教員説明 |
第2回 | 教員説明 |
第3回 | 重論第3章第2節 保証 -第1 総論(Q1) -第2 保証意思宣明公正証書制度の新設(Q2~3) |
第4回 | 同 保証 ー第2 保証意思宣明公正証書制度の新設(Q4~5) -第3 情報提供義務の新設(Q6) |
第5回 | 同 保証 -第3 情報提供義務の新設(Q7~8) -第4 個人根保証に関する規律の適用範囲拡大(Q9) |
第6回 | 重論第3章第1節 債権譲渡 -第1 総論(Q1) -第2 譲渡制限特約付き債権の譲渡・担保取引(Q2~3) |
第7回 | 同 債権譲渡 -第2 譲渡制限特約付き債権の譲渡・担保取引(Q4~6) |
第8回 | 同 債権譲渡 -第2 譲渡制限特約付き債権の譲渡・担保取引(Q7~8) -第3 異議なき承諾の廃止、将来債権譲渡(Q9) |
第9回 | 同 債権譲渡 -第3 異議なき承諾の廃止、将来債権譲渡(Q10) ー第4 将来債権譲渡(Q11~12) |
第10回 | 中間リビュー |
第11回 | 重論第4章第3節 債権者代位権・詐害行為取消権 -第1 債権者代位権(Q1~2) |
第12回 | 同 債権者代位権・詐害行為取消権 -第2 詐害行為取消権(Q3~5) |
第13回 | 重論第4章第4節 解除・危険負担・債務不履行 -第1 解除(Q1~3) |
第14回 | 同 債権者代位権・詐害行為取消権 -第1 解除(Q4) -第2 危険負担(Q 5~7) |
第15回 | 同 債権者代位権・詐害行為取消権 -第3 債務不履行(Q8~9) まとめ |