担当者 | 西 聡教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
教科書を輪読します。報告者による報告、質疑応答、参加者全員による討議の形式で進めます。学生が主体です。
租税は公共サービスの財源であるとともに、所得格差の是正、経済政策手段としての機能を有しています。学生の皆さんにとっては、消費税の負担に加え、いずれ所得税の納税者となり、また、起業、会社等に就職すれば、法人税ともかかわりを持つことになります。このように、税は国民の活動、生活に深くかかわっています。しかしながら、税を負担しながら、税の仕組について理解している方は多くありません。税法は専門的で技術的な規定が多く、毎年、改正されるため、難しいと感じることが原因の一つかと考えます。
税の細かい知識は必要はありません。必要に応じて、HPなどで確認すればよいと考えます。この授業では、我が国の主要な税目について、討論等を通じて、仕組み・概要を理解するとともに、制度趣旨・背景についても考えます。
①所得税の仕組みを理解する。
②所得税についての思考力を修得する。
③パソコン・スマホ等により所得税の申告書を作成できる。
報告・レジメ作成・記録等(50%)及び質疑・討論等の授業への参加姿勢(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教養としての「所得税法」入門 | 木山泰嗣 | 日本実業出版社 |
参考文献 | スタンダード所得税法 | 佐藤英明 | 弘文堂 |
報告者以外の履修生は、毎回、事前に教科書を読み、各自、質問を考えてきて下さい。
履修生は、報告に対して質問するなど、毎回、最低1回は発言して下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 所得税とは何か?源泉徴収義務とは? |
第3回 | 所得税総論 |
第4回 | 所得税法の歴史 |
第5回 | 所得とは |
第6回 | 包括的所得概念 |
第7回 | 所得税の課税単位 |
第8回 | 所得の人的帰属 |
第9回 | 所得区分と所得金額の計算 |
第10回 | 給与所得・退職所得 |
第11回 | 事業所得 |
第12回 | 利子所得・配当所得・不動産所得・譲渡所得・山林所得 |
第13回 | 一時所得・雑所得 |
第14回 | 現金主義と発生主義 |
第15回 | 所得控除 |