担当者 | 竹盛 文 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | ARL-104 |
社会生活を営むにあたり、避けては通れないのが他人とのコミュニケーションです。演劇にはコミュニケーションに必要な要素「伝える力・聞く力」等があります。近年では全国の小中高の授業で演劇が実施され、大手企業の研修に演劇的な要素が取り入れられる等、演劇はこれまで以上に、社会と繋がる活動になりつつあります。
本講座では、「演劇とコミュニケーションI」に引き続き、座学はほとんど行わず、ワークショップ型の授業を行います。そして最終的には参加者全員で演劇作品を作り、発表するというプロセスを体験してもらいます。実践的な過程を経験することにより、演劇が持つ「コミュニケーション力」を実感し、また協同作業を行うことにより、これからの社会生活に必要な社会性を身に着けるきっかけになればと思います。
演劇の手法を用いて「己を知り他者を知る」ことに取り組む。他者と自分を同等と認め、社会生活に必要な表現力や、物事を前向きに捉える力を養う。さらに固定観念に捉われない自由な発想力を養い、それらを認め合う機会を持つ。
授業への取り組み姿勢…40%
発表への取り組み姿勢…30%
課題レポート…30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 必要に応じて資料を配布 | ||
参考文献 | 必要に応じて資料を配布 |
必要に応じて以下のような準備学習課題を課します。
①配布資料や参考文献の読み込みや参考動画の視聴
②課題レポートの作成
基本的に「演劇とコミュニケーションⅠ」を受講した生徒が受講対象者となります。履修は最大30名程度ですので、人数制限により、全ての履修希望者が履修できない可能性もあります。
本講座はワークショップ形式で実施されます。実際に身体を動かしながらコミュニケーションゲームや身体表現を行うことが多々ありますので、毎回動きやすい格好で参加してください。サンダルやヒールの靴、スカートを避けてください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 後期授業に向けたガイダンス/簡単なワークショップ |
第2回 | ワークショップ①/他者と息を合わせる |
第3回 | ワークショップ②/自分を表現してみる |
第4回 | 台本を用いたワークショップ① |
第5回 | 台本を用いたワークショップ② |
第6回 | 台本を用いたワークショップ③ |
第7回 | 中間発表会 |
第8回 | オリジナル台本の作成とワークショップ① |
第9回 | オリジナル台本の作成とワークショップ② |
第10回 | オリジナル台本の作成とワークショップ③ |
第11回 | オリジナル台本の作成とワークショップ④ |
第12回 | オリジナル台本の作成とワークショップ⑤ |
第13回 | 作品発表 |
第14回 | 作品発表 |
第15回 | 振り返りまとめ |