演習Ⅱ
担当者
単位・開講先必修  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

 インドを中心に経済発展論を学びます。「アジア型」経済発展の特徴を理解したうえで、インド・中国の経済発展の比較研究を行います。
 後期では、様々な経済理論の応用として、インドの可能性とリスクに関して、政治面を含めた多様な切り口から総合的に分析します。インドを起点として日本の様々なテーマについて、各自分析・発表を行います。それをまとめたレポートの提出も必要です。

授業の到達目標

 データの正確な読み込み方、分析するうえでの基本的な考え方を身につけ、自分なりの「インド像」を持てるようにします。社会に出て即戦力となるよう分析、パワポによる発表、レポート作成等で一定水準以上の力をつけることが目標です。

成績評価の方法および基準

 出席状況、ゼミでの積極的な貢献(データ・情報の入手、発言)、努力と工夫が見られるプリゼンテーション(グループ毎に実施)およびレポートを総合評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書各自のレポート作成のテーマに沿って指示する
参考文献

準備学修の内容

 インドの歴史や文化などに興味を持って臨んで欲しい。秋学期は、テーマごとにグループに分かれて、グループ研究を行います。かなりクリエイティブかつ深い分析を期待しています。

その他履修上の注意事項

 将来、皆さんが仕事などでインドに関係する可能性は小さくありません。ゼミでは、切り口がユニークな珍説も歓迎しますので、全員で活発なディスカッションを期待しています。

授業内容

授業内容
第1回 前期の総括
第2回 インドの歴史と文化-日本との関係
第3回 経済改革(1991年)の内容と意義
第4回 経済改革以降の経済政策と成長
第5回 モディ新政権の課題-可能性とリスク(1)
第6回 モディ新政権の課題-可能性とリスク(2)
第7回 モディ新政権の課題-可能性とリスク(3)
第8回 モディ新政権の課題-可能性とリスク(4)
第9回 国内主要産業の分析        (1)
第10回 国内主要産業の分析        (2)
第11回 国内主要産業の分析        (3)
第12回 レポートの発表とディスカッション (1)
第13回 レポートの発表とディスカッション (2)
第14回 レポートの発表とディスカッション (3)
第15回 まとめ