演習Ⅱ
担当者井上 一郎教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

原則、講義とグループ活動と二本立てで授業を進めます。
講義は就職活動のための企業研究の方法と、企業を取り巻く経営環境等について説明します。また、グループワークで研究する企業の候補先を複数提案し、研究先を選定してもらいます。
グループ活動については、3グループ程度に分けて、グループ毎に興味のある研究してみたい企業を選定し、その企業の価値観や安定性、成長性、収益性、経営課題等を企業のホームページや、公開企業であれば有価証券報告書から調査し、そして新卒採用の職種や募集要項等も把握の上、当該企業への就職希望の有無を決定します。

授業の到達目標

就職活動において主体性をもって、志望企業を絞り込んでいくことや、志望企業に対しての志望動機やどんな仕事に取り組んでみたいかといった自分の考え方を確立し、さらに自分の言葉で表現出来るといったところを到達目標にしたいと考えています。そして自分の将来を考え、就職活動に対するモチベーションを高めていただきます。

成績評価の方法および基準

①授業の聴講姿勢、②グループ活動の参加姿勢、③グループ研究への貢献度合い、④グループプレゼンテーションへの貢献度合い
⑤調査手法、調査内容や志望動機、自己PRについての各自のレポート(2回)の内容評価、⑥日経新聞記事を題材とした、課題レポート(1回)の内容評価
⑦期末の小論文テスト=当日課題を与え400字以上800字以内で小論文を提出、以上7項目を総合的に評価します

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献ざっくりわかる企業経営のしくみ遠藤功日本経済新聞出版社
参考文献特にテキストの指定はしないが参考文献等については適宜授業で紹介する。

準備学修の内容

グループ討議テーマに関して都度、自分の意見を持つ準備をお願いします
①第6回と第12回までにグループメンバー各自は選定した企業研究の内容を共有し、第7回と第13回において、各自が志望動機と自己PRを作成し、レポート提出します(LMSの課題を活用)
②就職活動や企業活動に関連する新聞記事等を配布して、課題を設定し、レポート提出を1回以上お願いします

その他履修上の注意事項

①企業経営分析、日本経済状況について強い興味を持っていること、②グループ討議等を通じて、グループに働きかける積極性や協調性を身に付けたいと考えていること
③プレゼンテーション資料の作成や発表技法等を学びたいと考えていること、④就職活動に役立つ企業研究手法を身に付けたいと考えていること

授業内容

授業内容
第1回前期で習得した内容の確認と反省、反省を踏まえ、その内容に関する講義スケジュールを検討
前期のグループ活動内容も踏まえ、グループメンバーを入れ替え、各グループリーダーを決定
夏休み課題、自己PRについて次回各自が発表することを提案
第2回各自自己PR発表、そして質疑応答
第3回第2回自己PRの継続
新グループ内での各自自己紹介と企業研究対象先の選定
グループ討議「選定企業の企業研究方法」
第4回前期の反省を補足する講義(もし必要であれば)
グループ討議「選定企業の企業研究項目の決定、研究方法とグループ内役割分担の検討」
第5回グループ討議「選定企業の企業研究」
第6回グループ討議「選定企業の企業研究」
次回、各自が当該企業への志望動機と自己PRについてレポート提出(LMS課題を活用)
第7回レポート提出(LMS課題を活用)
次回中間発表準備、資料作成
第8回グループ毎、グループ討議について第1回発表
各グループとの質疑応答、講評
第9回各グループの中間発表を踏まえ反省の整理と今後のグループ討議の進め方の確認
グループ討議「新たな研究対象企業を選定」
第10回就職活動や企業活動に関連する新聞記事等を配布して、レポート提出の課題を与える
グループ討議「選定企業研究の進め方、内容について」
第11回レポート提出(LMS課題を活用)
グループ討議「選定企業研究の進め方、内容について」
第12回グループ討議「選定企業の企業研究」
次回、各自が当該企業への志望動機と自己PRについてレポート提出(LMS課題を活用)
第13回レポート提出(LMS課題を活用)
次回発表準備、資料作成
第14回グループ毎、グループ討議について最終発表
各グループとの質疑応答、講評
第15回ゼミ活動の到達目標達成度合いを確認する小論文テスト(400字以上800字以内で小論文を提出)を実施
ゼミ活動1年間を振り返り、到達したことの確認と反省の打ち合わせ