担当者 | 久保田 隆教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | CRL-308 |
本講義では、重要な(裁)判例を題材に、1・2年次に学んだ刑法総論・刑法各論について、より深く学んでいきます。秋期の「刑法特講II」では、刑法各論の重要論点に関する(裁)判例を中心に扱います。
①刑法各論に関する主要な論点について、(裁)判例の内容を踏まえながら説明できる。
②刑法各論に関する最新の論点について、私見とその論拠を述べることができる。
学期末試験ないしレポート(70%)および授業への貢献度(30%)によって評価します。授業への貢献度については、毎回の授業後にLMS上で提出する課題(リアクションペーパー)などをもとに判断します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 刑法各論判例50! | 十河太朗=豊田兼彦=松尾誠紀=森永真綱 | 有斐閣 |
参考文献 | 刑法判例百選II〔第7版〕 | 山口厚=佐伯仁志〔編〕 | 有斐閣 |
参考文献 | 判例プラクティス刑法II 各論 | 成瀬幸典=安田拓人=島田聡一郎〔編〕 | 信山社 |
参考文献 | よくわかる刑法〔第3版〕 | 井田良=佐藤拓磨〔編著〕 | ミネルヴァ書房 |
毎回授業の最後に翌週の授業の内容を予告しますので、上記教科書の該当箇所(特に、事案の概要)を読んで予習してきてください。刑法各論について簡単に復習したいという人には、上記参考文献の該当箇所を一読することをお勧めしま す。
・「刑法各論I・II」をすでに履修済みであることを前提に授業を進めます。
・授業では、レジュメを配布します。
・六法を毎回必ず(!)持参してください(小型のもので構いません)。
・質問や相談は、毎回の授業後にLMS上で提出する課題(リアクションペーパー)にて受け付けます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション 春期の復習|刑法各論の全体像 |
第2回 | 生命・身体に対する罪① 生命の保護(胎児性致死傷|殺人罪と自殺関与罪) |
第3回 | 生命・身体に対する罪② 身体の保護(暴行によらない傷害|同時傷害の特例) |
第4回 | 自由・名誉に対する罪① 略取・誘拐罪|住居侵入罪 |
第5回 | 自由・名誉に対する罪② 名誉毀損罪|業務妨害罪 |
第6回 | 自由・名誉に対する罪③ 強制わいせつ罪|補論:性犯罪に関する近時の法改正とその後の動向 |
第7回 | 財産に対する罪① 窃盗罪 |
第8回 | 財産に対する罪② 強盗罪 |
第9回 | 財産に対する罪③ 詐欺罪 |
第10回 | 財産に対する罪④ 横領罪・背任罪 |
第11回 | 財産に対する罪⑤ 盗品関与罪|毀棄・隠匿罪 |
第12回 | 社会的法益に対する罪① 公共の安全に対する罪(放火の罪) |
第13回 | 社会的法益に対する罪② 公共の信用に対する罪(文書偽造の罪)|風俗に対する罪(わいせつ電磁的記録送信頒布罪) |
第14回 | 国家的法益に対する罪 国家の作用に対する罪(公務執行妨害罪|賄賂の罪) |
第15回 | 秋期のまとめ(と期末試験) |