現代法の諸問題Ⅰ
担当者西  聡教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2018年度以降]
科目ナンバリングNFL-312

授業の概要(ねらい)

 我が国の法体系は憲法を頂点として、法律・政令・省令、条約、条例・規則から成り立っています。その中で、税と犯罪については、租税法定主義・罪刑法定主義といわれるように法律で定めることが憲法の明文で求められています。この授業では、この2つの問題に焦点を当て、基礎知識を学ぶとともにその過程においてどのような問題があるか探求することにします。
 法学の初学者にとってもわかりやすい内容とするよう心掛けたいと思います。

授業の到達目標

①刑事手続き及び租税についての基礎的知識を修得する。
②刑事手続き及び租税に関する諸問題についての思考力を修得する。

成績評価の方法および基準

期末試験の成績(80 %):正誤問題 20 問( 40 点)・論述問題( 40 点)の予定
講義への参加姿勢(20 %):毎回の授業における質問票の提出状況(配点については提出状況踏まえて決定)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は使用しません(pptをLMSにアップ予定)。
参考文献図説日本の税制 財経詳報社

準備学修の内容

LMSにより事前にレジメを閲覧し、疑問点を整理しておくこと。

その他履修上の注意事項

講義において時事問題に触れることがあるので、新聞等に目を通し、日頃から法律問題への関心を深めておくこと。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション・憲法と法・国会
第2回裁判所
第3回刑事法・罪刑法定主義
第4回捜査手続き
第5回刑事裁判手続き
第6回刑事法まとめ
第7回財政と租税・租税法定主義
第8回所得税
第9回相続と税金
第10回 会社と法人税
第11回消費税
第12回国際課税
第13回予備
第14回まとめ
第15回試験及び解説